新型コロナウイルスの影響で中止になったインターハイ2020。その代替大会となる『JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会』が京都・向日町競輪場で2020年9月11日から3日間にかけて開催された。

本年は運動部だけでなく文化部も発表の場を無くしたということで、向陽高校(京都)の吹奏楽部、ダンス部によるパフォーマンスも行われた。

本記事では大会3日目・13日(日)に開催された男子1kmタイムトライアル、女子500mタイムトライアル決勝の結果をお届けする。表彰セレモニーにはプレゼンターとして競輪選手の村上義弘選手が登場した。

ジュニアサイクルスポーツ大会

村上義弘賞として贈られる優勝カップと、深谷知広賞として贈られるヘルメット

男子1kmタイムトライアル決勝

28人が出場した男子1kmTT。4人が1分7秒を切るタイムを記録し、唯一の1分5秒台を出した伊藤京介が優勝した。

3位 池田倫之(鳥取西・鳥取)

1分06秒491

2位 横溝貫太(祐誠・福岡)

1分6秒095

1位 伊藤京介(朝明・三重)

1分5秒960

男子1kmTT決勝リザルト(PDF)

優勝 伊藤京介 選手インタビュー

Q:優勝おめでとうございます。すごく嬉しそうに見えます。

自分は今まで、国体のスプリントで予選1位を獲ったものの、いざ本戦に上がると入賞で終わってしまったりで・・・後悔ばっかりだったんですが、3年生、引退シーズン最後の大会で優勝できて、本当に自分の力を出し切れたなと思います。すごく嬉しいです。

Q:来年以降の進路は?

大学に進学します。学連でも今日のような粘り強い走りをしていきたいです。

Q:来週の全日本ジュニアには出場しますか?

はい。1kmTTとケイリンに出場します。1kmTTではまだ記録も出せると思ってるので、今日みたいな走りをして、自己ベストを更新したいです。ケイリンでも、他の選手に引けを取らない先行をすることが目標です。

女子500mタイムトライアル決勝

1/2 Page