新型コロナウイルス対策のため、ヨーロッパ各国では外出禁止令が出ている。
各国それぞれで外出に関して厳格なルールが定められており、当然自転車選手達も日々の生活(仕事)に支障が出ている。共通している事項としてはレース活動やイベント、グループライド(複数人でのサイクリング)などの自転車活動の禁止だ。
そんな状況下の中で、プロ選手たちはどのように過ごしているのか。暗い日々が続いているが、それでも選手達はSNSを通じてファン達に向け、日々勇気を与えてくれている。
世界各国のロックダウン状況をお伝えする。
世界の状況は今どうなっているのか?
オランダ
オランダでは他者との距離は1.5m以上の距離を空け、出来るだけ自宅にいるよう要請が出されている。また「外の空気を吸う為(運動)の外出」は許可されており、3月30日現在、単独であれば外を走る事は可能だ。
オランダ自転車競技連盟が選手向けに発表したリリースによると以下の通り。
- 1人で走り、他人とは1.5m空ける
- 鼻水を飛ばさない
- 毎朝心拍数を測って体調管理を行う
- 怪我(外傷)に繋がるような無茶な走りをしない
「2020トラック世界選手権」男子短距離種目で3冠を果たした世界王者ハリー・ラブレイセンは自宅で筋トレに励んでおり、2021年へと延期になったオリンピックに向けてトレーニングを行っている。
マティエス・ブフリは自宅にローラー台が届いてこの笑顔。