なんと2回目・・・・・もはや人間じゃない
そして迎えた決勝カードはオランダ対イギリス。
オランダチームは1回戦からメンバー変更無しでロイ・バンデンバーグ/ハリー・ラブレイセン/ジェフリー・ホーフラントの3人で金メダル獲得へと臨んだ。
対するイギリスはジャック・カーリン/ジェイソン・ケニー/ライアン・オーウェンスの3人。
1回戦のオランダとのタイム差はおよそ1.2秒だったが故に、オランダの金メダル獲得への会場の期待、そして再度世界記録が更新されるのかどうかに注目が集まった。
決勝レースがスタートすると、オランダの第1走のバンデンバーグがこの日一番のタイムとなる17秒059でイギリス(17秒271)を突き放す。
オランダ第2走のラブレイセンは更にスピードを上げて28秒999
対するイギリスは29秒569と大きく差を付けられてしまう
そして第3走ではオランダのホーフラントが疲れ知らずの走りでフィニッシュするとタイムは41秒225。1回戦で樹立した世界記録を再び更新し、文字通り圧倒的な強さで世界一の座を得るレースとなった。
2位のイギリスは42秒400のタイムでフィニッシュ。
そして3位決定戦はフランス対オーストラリア。この対戦を制したのはオーストラリアでフィニッシュタイムは42秒829。短距離エースのマシュー・グレーツァーを欠くベストメンバーではない中での銅メダル獲得を果たした。
男子チームスプリント最終結果
優勝:オランダ
2位:イギリス
3位:オーストラリア