日本ナショナル短距離チームの合宿が、ニューカレドニアの首都ヌメアにて2020年1月3日から行われている。言葉も出ないほど・・・・本当に厳しい合宿である。
筆者は2018年に行われていたマイアミ合宿にも取材にいったが、開放的な雰囲気のリゾート地で楽しむ人々がいる中、そこでは真逆となる地獄の特訓が行われていた。
今回も同じく「天国に一番近い場所」と呼ばれるニューカレドニアの地が、選手たちにとっては地獄となっていた。地獄の特訓がいかに厳しい物であるか、その様子を写真でお伝えする。
地獄オブ地獄の1日、ウェイトトレーニングから
この日は合宿中のトレーニング期間の中でも特に厳しい1日。朝9時前から、まずはウェイトトレーニングを行う選手たち。
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ブノワコーチと垂直跳び勝負をする新田祐大選手
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小林優香選手
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新田祐大選手&脇本雄太選手
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太田りゆ選手
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河端朋之選手
誰もが普通の人には考えられない重量を上げている。
特に新田祐大選手は片足で310kgを上げるなど、超人ハルクとなっていた。
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片足で310kgを持ち上げる・・・
この時点で常人ならば試合終了(そもそも普通の人に310kgは無理だが)、その日の午後はオフとなるところだろう。
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腕の仕上がりを見せる深谷知広選手
しかし。
午後はトラックでのトレーニング。ブノワヘッドコーチとジェイソンコーチは更に選手たちを苦しめる。
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ブノワ・ベトゥ&ジェイソン・ニブレット