女子チームパシュート
アメリカはクロエ・ダイガートら主力メンバーに加え、2019年女子ジュニアロード世界王者のメーガン・ジャストラブがエントリー(クロエ・ダイガート/メーガン・ジャストラブ/エマ・ホワイト/リリー・ウィリアムス)。2019-2020ワールドカップ第1戦優勝メンバー2人を含む、今大会有力国だ。
地元開催となるカナダはアリソン・ベバレッジらではなく、若手を交えたメンバー構成に(エリン・アットウェル/ミリアム・ブラウアー/デヴァニー・コリアー/キンレー・ギブソン)。アットウェルとコリアーは2017-2018ワールドカップ第5戦で銅メダルを獲得した実績も持つ。
オリンピックランキング9位(1月16日現在)のフランスは、この第6戦と世界選手権の結果がオリンピック出場に重要となることから、今シーズンのワールドカップ主力メンバー(マリオン・ボラス/コーリー・デミー/ヴァレンティン・フォルティン/マリエ・ネット)で挑む。強豪国主力メンバーが不在となる今大会、フランスはチャンスをモノにできるか。
女子オムニアム
優勝候補はアメリカのジェニファー・バレンテ。今シーズン出場したワールドカップ3戦全てでメダル(内2戦は優勝)を獲得している。
しかし銅メダルを獲得した第1戦ぶりの出場となるローラ・ケニー(イギリス)や第3戦で銀メダルを獲得したマリア・マーティンズ(ポルトガル)、年間ランキング3位(第5戦終了時)のアニータ・ステンバーグ(ノルウェー)、ベテランのオルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン)など、ワールドカップランキング上位の顔ぶれも揃っている。
女子マディソン
女子マディソンは混戦が予想される。
ヨーロッパ選手権2位のローラ・ケニー擁するイギリス(ローラ・ケニー/ネア・エバンス)、同種目U23欧州王者のエリサ・バルサモと第5・6戦と2大会連続でメダルを獲得したジュリア・コンファロニエーリでエントリーのイタリア、第5戦銀メダルのフランス(マリエ・ネット/クララ・コッポーニ)などが出場。
また、オリンピック出場枠圏外の香港(ヤオ・パン/イー・リャン)の順位にも注目。第5戦では4位に終わったが、このワールドカップ最終戦と世界選手権でどれだけポイントを稼げるかによって、オリンピック出場圏内に入れるかが決まる。
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