12月13日、オーストラリア・ブリスベンで開催が始まった『2019-2020トラックワールドカップ第5戦』。大会初日に男子チームスプリント決勝が行われ、日本チーム(第1走:長迫吉拓/第2走:新田祐大/第3走:深谷知広)が金メダルを獲得!前回のニュージーランド大会に続き、日本は2大会連続でワールドカップ金メダル獲得となった。
新田にとっては、自身が最後と語るワールドカップ、その最終レースで金メダルを獲得。深谷は今シーズン出場したワールドカップの全大会でメダル獲得を果たした。そして長迫は現役BMXの日本代表選手ながら、トラックワールドカップでの金メダル獲得という世界初の快挙を成した。
チームスプリントの勝ち上がり/ルール
予選→1回戦→決勝/3位決定戦という形でレースが進む。チームは3人1組(女子は2人1組)。1列棒状となって進み、1周ごとに先頭が隊列から離れていく。最終的に残った選手のフィニッシュタイムがチームのタイムとなる。
予選
今大会に出場したのは11チーム。その中の上位8チームが1回戦へと進む。
日本は第4戦で16年ぶりに金メダルを獲得したチームからメンバーを1人代え、第1走にBMX日本代表から緊急召還された長迫吉拓(前回は雨谷一樹)、第2走は新田祐大、そして第3走に深谷知広のdream SEEKERメンバーの布陣で臨む。
今大会には前回大会に準優勝したポーランド、そして過去3回、この種目で世界チャンピオンに輝いたことがあるニュージーランドチームも参戦した。
日本は予選のタイムを43秒490とし、11チーム中2番目に速いタイムで予選を突破。
1位は元世界チャンピオンのニュージーランドで43秒221。3位はホスト国オーストラリアで43秒588となった。