2026年6月12日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026全日本選手権トラック』。
本記事では、大会2日目の13日に実施された男子マディソンは窪木一茂&今村駿介の「ゴールデンペア」が圧倒。レースの様子をお伝えする。

マディソンとは?

2人1組での出走、交代時の手つなぎリレーが特徴的な種目。10周ごとのスプリント周回で1着に5ポイント、2着に3ポイント、3着に2ポイント、4着に1ポイントが与えられ、最終的な合計ポイントが多いチームが勝利となる。

かつての名コンビが積極的にレースを支配していく

男子マディソン, 2026全日本選手権トラック, 伊豆ベロドローム

Mix Team Aの窪木&今村

今大会にはHPCJC-BRIDGESTONE ANCHORから3チームがエントリー。さらに、普段所属するチームの垣根を超えた2つの「Mix Team」など、全8チームで争われた。
中でも、「Mix Team A」の窪木一茂と今村駿介ペアは、パリ2024大会を含めて何度も国際大会の舞台でマディソンを戦ってきた関係であり、久々のペア結成となる。

レースは120周(30km)。序盤から、「Mix Team」A、Bと「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR」1、2の4チームが中心となってポイントを獲得していく。全体的に激しく、スピーディーなレース展開となった。

全体の2/3が経過する8回目のポイント周回を終えた段階で、「Mix Team A」が34ポイント、「Mix Team B」が18ポイントを獲得し、窪木&今村が全体をリードしていく。

 

残り15周。「Mix Team A」がアタックを開始。残り10周でのポイント周回が近づくにつれて「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR 1」と「Mix Team B」が追走を試みるも差は埋まらない。Mix Team Aは残り6周でラップを成立させ、この時点で、「Mix Team A」の優勝が事実上確定する形となった。

フィニッシュ時は、「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR-1」「Mix Team B」「Radical Aero Club」「Mix Team A」の順にゴールし、それぞれがポイントを獲得。

序盤からのレースコントロール、そして終盤のラップの成功。貫禄の勝ちを納める形となったMix Team A(窪木一茂&今村駿介)が2026年のマディソン日本一に輝く結果となった。

男子マディソン リザルト

順位 所属 選手名 ポイント
1位

MixTeam A

窪木一茂
今村駿介
68
2位 HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR-1

兒島直樹
梅澤幹太

34
3位 MixTeam B 橋本英也
山本哲央
30

最終リザルトPDF

窪木一茂&今村駿介インタビュー「レベルの高い国であると世界に示したい」

Q:おめでとうございます。レースの感想をお願いいたします。

今村:久々に窪木選手とペアを組んでマディソンに出ることになり、勝ちたいという気持ちとともに、再びペアを組めるのを楽しみにしていました。他の選手も強くなっている中で結果を出せてよかったです。

窪木:他のチームも皆強い選手ばかりなので、油断できないレースでした。今村選手はヨーロッパでロードレースの経験をたくさん積んで結果を出しているので、格の違いを感じていました。今回はペアを組めてうれしかったですし、とにかく迷惑をかけないように、昔を思い出して頑張りました。

Q:序盤からかなりハイペースだったように思いますが、レースのプランなどはありましたか?

今村:多くの選手に見られることも、他のチームにどこかで必ず追いかけられることも分かっていたので、周りをしっかり見るようにしていました。年々レースで勝つのが難しくなっている状況ではありますが、それは嬉しいことでもありますね。

Q:日本チームの今後について、どうなってほしいと思っていますか?

窪木:日頃のナショナルチームの取り組み次第だと思います。男子も女子も、短距離も中距離も関係なく、皆で切磋琢磨して引き続きレベルを上げていくことが大事だなと思います。

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