2026年6月12日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026全日本選手権トラック』。
大会3日目の14日に実施され、6人がエントリーした女子ケイリンの様子をお伝えする。

ケイリンとは?

日本発祥のオリンピック種目であるケイリン。

本大会の女子ケイリンは、6人のエントリーだったため、決勝のみが行われた。出場選手は以下の通り。

佐藤水菜 チーム楽天Kドリームス
酒井亜樹 チーム楽天Kドリームス
仲澤春香 チーム楽天Kドリームス
山田南 JPCA
江﨑結衣 日本体育大学
山口成美 中京大学

決勝

スタートの並びは山口-佐藤-酒井-山田-江﨑-仲澤。

残り3周でペーサーが退避すると、まず山田が仕掛け、半周かけて先頭に出ていく。そしてこの動きに反応した佐藤が2番手となる。

 

残り2周を前に外から上がってきたのは仲澤。スピードを上げて一気に先頭に出ると、佐藤が再びこの動きに反応して、山田をかわして2番手の好位置を確保する。

迎えた最終周回。仲澤との車間を空けて佐藤が2番手、3番手には酒井。

世界チャンピオン、発進

最終周回に入ると世界チャンピオンが遂に動き出す。仲澤をかわして残り半周で先頭に出ると、後ろにいた酒井の動きに注意を払いつつ、1着でフィニッシュ。

佐藤が世界チャンピオンの実力を見せる結果となった。2位は酒井亜樹、3位は仲澤春香という最終リザルト。

女子ケイリン リザルト

順位 選手名 所属
1位 佐藤水菜 チーム楽天Kドリームス
2位 酒井亜樹 チーム楽天Kドリームス
3位 仲澤春香 チーム楽天Kドリームス

最終リザルトPDF

佐藤水菜インタビュー「若い選手の挑戦がうれしかった」

Q:レースの感想を教えてください。

今回はレースそのもの以上に印象に残ることがあって、走る前に中京大学の山口選手が私に「佐藤選手に挑むことができてうれしい」と言ってくれました。

彼女だけでなく、日本体育大学の江﨑選手も含め、今回出てくれた大学生2人は、きっとエントリーするだけでも勇気が必要だったでしょうし、しっかり考えて走っていることがレースを通して伝わってきました。

こういう選手がもっと出てきてくれたら私もうれしいです。

Q:残り1周では仲澤選手が先行する形でしたが、その時は何を考えていましたか?

仲澤選手の前に出る時にはすでに疲労が溜まっていて、あまりスピードが出ていないと自分でも感じていたので、周りの人をうまく使う戦い方を意識しました。今後につながる良い経験になったと思います。

Q:今日はたくさんのファンが見に来てくれています。その皆さんの前で結果を出せたことについてはいかがですか?

そうですね、今日は楽天Kドリームスのバスツアーが来ていて、ファンの皆さんとたくさん交流することができました。結果を出せたこともうれしいですが、ファンの方々と直接お話をする中で、私の方がパワーをもらえたことが一番の収穫。明日にはパールカップが始まるというハードなスケジュールですが、改めて気合を入れることができました。

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