2026年4月24日から26日にかけてマレーシア・ニライで『2026ワールドカップ第3戦』が開催される。オーストラリア・パース、中国・香港と開催されてきた2026年ワールドカップを締めくくる大会となる。
本記事では大会公式サイトより公開されたエントリーリストを基に、「短距離種目」の注目選手を紹介していく。
なお日本から短距離に出場するのは、以下の2選手たち。
スプリントに出場予定だ。
男子:中石湊、髙橋奏多
短距離 実施種目
スプリント、ケイリン、チームスプリント
※個人種目はエントリーリストで「starter」と記載されている選手
男子 注目選手
ハリー・ラブレイセン(オランダ)
エントリー種目:スプリント/ケイリン/チームスプリント
『競輪ワールドシリーズ2026』で日本の競輪にも参加が決定している誰もが知る絶対王者。
『2026ワールドカップ第2戦』ではケイリン金メダル、チームスプリント銀メダルを獲得した一方で、スプリントでは準々決勝で3本目までもつれる激闘の末、太田海也に破れてしまった。
太田は出場しないものの第2戦での雪辱も含め、最終戦での全種目でのメダル獲得に燃えているだろう。
ニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)
エントリー種目:スプリント/ケイリン
「UCIワールドサイクリングセンター(WCC)」では、自国に十分な練習環境を持たない自転車競技者を迎え入れトレーニング・育成を行っている。その中から素質がある選手と認められスカウトされた「WCCアスリート」の1人がニコラス・ポールだ。
『2023世界選手権』スプリント2位、『2024ネーションズカップ第3戦』スプリント3位と実績十分。前回の『2026ワールドカップ第2戦』ではスプリントの3位決定戦でレイ・ホフマン(オーストラリア)に敗れ、惜しくもメダル獲得とはならなかった。
近年盛り上がりを見せるトリニダード・トバゴの自転車競技を牽引する存在として今大会でも要注目だ。
その他注目選手
ニキータ・キリルツェフ(AIN/個人中立選手)
エントリー種目:ケイリン / スプリント
『2023世界ジュニア選手権』『2025ヨーロッパU23選手権』でスプリント、ケイリンで金メダルを獲得。『2026ヨーロッパ選手権』スプリントではマシュー・リチャードソン(イギリス)、ラブレイセンに次ぐ銅メダルを獲得した21歳の若手有望株だ。
『2026ワールドカップ第2戦』ケイリンでは、予選に参加した7人中6人が落車する大クラッシュに巻き込まれるも、自転車を担ぎ最終コーナーから200mを自らの脚でダッシュして2着でフィニッシュ。
執念ともいえるその姿が話題を呼んだが、今大会は結果で世間の注目を集めることはできるだろうか。
第2戦のメダリストの多くが不在
(左)太田海也(中央)マシュー・リチャードソン(右)レイ・ホフマン
『2026ワールドカップ第2戦』で個人種目の表彰台を飾ったマシュー・リチャードソン、レイ・ホフマン、太田海也、中野慎詞が出場を見送った。ラブレイセンを筆頭候補としながらも、表彰台の行方に注目いただきたい。
