3月25日〜3月31日の7日間、フィリピン・タガイタイで開催されている『2026アジア選手権トラック』。
最終日には男子1kmタイムトライアルが実施された。2025年、この種目でチャンピオンとなった市田龍生都が出場したレースの模様をお届けする。
全体の順位はもちろんのこと、これまでの取材で市田が目標としていた「1分切り」が達成できたのかどうか、その点にも注目していただきたい。
ルールは動画をご覧ください▼
予選
ディフェンディングチャンピオンの市田が出場した男子1kmタイムトライアルには11人がエントリー。上位8人が決勝へと進む。
1周目は暫定7位で通過していった市田だが、2周目は暫定1位のタイムまで加速。その後の周回ごとのタイムは3周目で2位、4周目で3位とし、「1分00秒865」のタイムで予選3位。決勝進出を果たした。
予選トップ5
| 予選順位 | 選手名 | 所属 | 予選タイム (平均時速) |
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| 1位 | シー・ハン | XIE Han | 中国 | 1:00.535 (59.469km/h) |
| 2位 | キリル・クルディディ | KURDIDI Kirill | カザフスタン | 1:00.638 (59.368km/h) |
| 3位 | 市田龍生都 | 日本 | 1:00.865 (59.147km/h) |
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| 4位 | ムハンマド・ゾニス | MOHD ZONIS Muhammad Fadhil | マレーシア | 1:00.935 (59.079km/h) |
| 5位 | チョン・ホジン | JUNG Hojin | 韓国 | 1:01.559 (58.480km/h) |
惜しくも1分を切れず しかしタイムを上げて銅メダル獲得
メダル獲得を目指してスタートした決勝。1周目のタイムを決勝では「19秒299」として、予選から0.5秒早いタイムを記録していく市田。その後も、2周目、3周目と自身の予選タイムを上回る形で最終周回へ突入していく。
成せるのか・・・1分切り
「これは1分を切れるのでは?」そんな期待もあった最終周回だったが、徐々にスピードが落ちていくと、フィニッシュライン通過時のタイムは1分00秒614。予選からタイムを上げたものの、コンマ6秒、1分切りには届かず、最終結果は3位。銅メダルを獲得した。
優勝はカザフスタンのキリル・クルディディ。1周目を「18秒577」のタイムで走り、最後まで我慢の走りを見せて金メダルを獲得した。銀メダルは男子ケイリン優勝のシー・ハン(中国)。
男子1kmTT リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | 決勝タイム | |
| 1位 | キリル・クルディディ | KURDIDI Kirill | カザフスタン | 59.915 |
| 2位 | シー・ハン | XIE Han | 中国 | 59.929 |
| 3位 | 市田龍生都 | 日本 | 1:00.614 |
市田龍生都 コメント
こんなこと言うのもあれですが、「失敗した」という後悔の気持ちが強いです。今まで総合力とスタートを課題として練習してきましたが、その成果を発揮することができませんでした。
あとは、気合いが入りすぎて空回りしてしまった部分があると思います。自分でも甘いレースをしてしまったと思っています。
もちろん金メダルを目指していましたし、1分を切るという目標も意識していました。
その分、このような結果になってしまったことは、応援してくださったさまざまな方に対して申し訳ない気持ちと、自分が許せない気持ちがあります。
2026年は勝負の年だと考えているので、失敗を糧に、次に活かせるように頑張ります。
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