3月25日〜3月31日の7日間、フィリピン・タガイタイで開催されている『2026アジア選手権トラック』。
大会4日目に実施された男子ポイントレース。日本からは『2026ワールドカップ第1戦』にも出場した梅澤幹太が出場。アタックに次ぐアタックで大量ポイントを獲得して金メダルを手にした梅澤のレースをレポートしていく。
男子ポイントレース
14人が出走したポイントレース。レースは160周、40kmの戦い。10周毎にポイント周回が設けられており、4着までが着順に応じたポイント(1着5P、2着3P、3着2P、4着1P)を得る。
メイン集団を追い抜いた場合には特別に20ポイントを獲得可能。最終的に最もポイントを得た選手の勝ちとなる。
ルールは動画をご覧ください▼
梅澤幹太にとって、アジア選手権のポイントレースに出場するのは、本レースが初の機会となった。
梅澤の「無限アタック」
レースがスタートすると早速飛び出していく梅澤。
苦しみながらも30周程度で、加速と減速を繰り返す集団を追い抜くことに成功。序盤から大量ポイントを獲得し、一気に暫定トップへ。
残り100周を切って、再びアタックした梅澤。今度はすぐに集団追い抜きに成功し、更にポイントを量産していく。
疲れ知らずの梅澤
既に2位に大差をつけ独走状態となっていた梅澤だったが、残り60周を前に3度目のアタックを仕掛ける。
このアタックも単独で成功し、流石にこれが最後のアタックだろうと思った矢先の残り30周前。
韓国、チャイニーズ・タイペイ、カザフスタンの3選手の逃げに参加したのは梅澤。残り25周付近で4人での集団追い抜きを成功させてしまう。
そして残り17周でも貪欲にアタックを繰り返す梅澤。このアタックは未成功となったが、最終ポイント周回でも1着でフィニッシュする強さを見せて、合計124ポイントを獲得。
出走選手の中で唯一4回の追い抜きに成功し、2位のアリシャー・ズマカン(カザフスタン)に、50ポイント以上の差をつける圧巻の走りで、自身初となるアジア選手権ポイントレース王者のタイトルを手にした。
男子ポイントレース リザルト
| 選手名 | 所属 | ポイント | ||
| 1位 | 梅澤幹太 | 日本 | 124 | |
| 2位 | アリシャー・ズマカン | ZHUMAKAN Alisher | カザフスタン | 72 |
| 3位 | ミン・キョンホ | MIN Kyeongho | 韓国 | 65 |
梅澤幹太 コメント
Q:優勝おめでとうございます。レースを振り返っていかがですか?
キツかったです。序盤から追い抜きを狙ってハードな展開になりましたが、積極的な走りができたと思うので良かったです。
Q:最初のアタックから、追い抜きを成功させるまで30周ほどかかりました。そこで体力は削られましたか?
そうですね。思ったより、集団もペースを上げていて、キツかったです。
Q:序盤から終盤まで攻めに攻め続けるレースでしたが、レース前から狙っていた走りだったんでしょうか?
どんどんラップ(集団追い抜き)を狙っていく走りを、自分でも理想としていました。そんな走りができて良かったです。
韓国やカザフスタンの選手もペースを上げていて、最後まで気が抜けないレースでしたが、後半はポイントを重ねつつ、落ち着いて走ることができたと思います。
最後も1着を獲りたいと思っていたので、成功して良かったです。
Q:今回のアジアでの優勝という成績は、今後に向けてどのようなものになりましたか?
自分にとって今大会最後の種目だったので、足がつりそうなぐらいキツかったですが、金メダルを獲りたいと思っていたので獲れて良かったです。
まだ出場できるかはわかりませんが、世界選手権やLAオリンピックの選考大会へ、「自分が選ばれるんだ」という気持ちで頑張っていきたいです。
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