7月31日から鳥取県にて開幕した『令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)』の自転車競技大会。
8月2日まで倉吉競技場にてトラック競技が、8月3日に倉吉市北栄町特設コースでロード競技が行われる。
女子1kmTT決勝
初日のオープニング種目として実施されたのは、この日唯一の決勝種目となる女子1kmTT。
鍋島実愛(宮崎農業高校/宮崎)が1分15秒544というタイムで暫定トップに立ち迎えた終盤に、ともにトラック競技ナショナルチーム ジュニア強化指定選手である鶴葵衣(祐誠高等学校/福岡)と井関文月(高松工芸高校/香川)が同組で登場(ホームとバックに分かれ同時スタート)。
『ジャパントラックカップ』ジュニア スプリント決勝戦でも顔を合わせた2人の戦いは、終盤に伸ばした鶴が先にフィニッシュし、1分13秒851というタイムで優勝。井関はわずかに遅れてのフィニッシュとなったものの、1分14秒455で最終成績は2位となった。
順位 | 選手名 | 所属 | タイム |
1位 | 鶴葵衣 | 祐誠(福岡) | 1:13.851 ※大会新* |
2位 | 井関文月 | 高松工芸(香川) | 1:14.455 |
3位 | 鍋島実愛 | 宮崎農(宮崎) | 1:15.544 |
※1kmへと距離変更がされてから初の大会となるため、優勝した鶴の「1:13.851」が大会新として記録される
優勝:鶴葵衣
しっかりと走り切ることができて、優勝という結果となり嬉しいです。
風もなかったですし、朝の時間帯で涼しくて走りやすかったのですが、昨日から緊張があり変に力んでしまいました。
日本競輪選手養成所に行くか大学に行くか、進路はまだ決めていないのですが、どの道を選んでも頑張って走り続けたいと思います。