マレーシア・ニライを舞台に開催中の『アジア選手権トラック2025』。2日目となる2月22日、女子エリミネーションが行なわれた。
この種目に日本から内野艶和が出場。見事なスプリントを見せて、2年ぶりとなる2回目の優勝を遂げた。

女子エリミネーション

2周ごとに最後尾の選手が1人除外(エリミネート)されるサバイバルレース。

全9名が出場し、日本からは去年のこの大会3つの金メダルを獲得し、2023年には初代アジア選女子エリミネーションチャンプとなった内野艶和がエントリー。

スタートリスト

内野とリー・ジーウィン(香港)が本命と予想された女子エリミネーション。リー・ジーウィンはトラックの前に実施されたロードアジア選手権 個人ロードレースで銅メダルを獲得した実力者。

レースは予想通り、残り3人の時点で内野、リー、そしてチャン・スジ(韓国)となる。

除外周回でチャンが仕掛けていくが、内野とリーがチャンをかわして最後の勝負へ。

最終周回に入ると内野が前、リーが後ろでお互いが仕掛け時を待つが、リーが内野の内側を上手く突いて先頭へ出ると、最後のスプリント勝負が始まる。

残り半周からフルスロットルとなった両者だったが、内野が現役競輪選手としての意地を見せるようなスプリントを披露し、最後はリーを差して先着。

内野は2年ぶり2回目となるエリミネーションでの優勝を遂げた。尚、日本チームとしては、この種目がアジア選手権に採用されてから3回となるが、3度目の優勝、3連覇という結果となった。

順位 選手名 所属
1位 内野艶和 日本
2位 リー・ジーウィン Lee Sze Wing 李思穎 香港
3位 チャン・スジ Jang Suji 韓国

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選手インタビュー

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