マレーシア・ニライを舞台に開催中の『アジア選手権トラック2025』。2日目となる2月22日、男子スプリント 予選-準々決勝が行なわれた。日本から太田海也と中野慎詞が出場。2人が強力な走りを見せて、翌日の準決勝へと進出を決めた。
男子スプリント
全19名がエントリーしたこの種目。日本チームからは前日のチームスプリントで金メダルを獲得した太田海也、中野慎詞が出場。予選は助走ありの200mタイムトライアルで実施され、タイム上位16人が勝ち上がり対戦ラウンドへ。対戦ラウンドは1回戦のみ1本勝負、その後の準々決勝以降は2本先取の対戦となる。
予選は太田海也が全体のトップとなる9秒426、中野が2位で9秒660(自己ベスト更新)。日本人の2人がトップ2となる結果となった。
9秒426
9秒660(自己ベスト更新)
次いで開催国のムハマド シャー・シャローム(マレーシア:9秒695)。
トップ3の選手たちは順当に1回戦、そして準々決勝を勝ち上がり、翌日(23日)に行われる準決勝へ進出した。
唯一予選の順位からの逆転劇が起きたのはリュウ・シ(中国:予選4位)vsムハマド リトワン・シャローム(マレーシア:予選5位)。準々決勝で3本目までもつれ込んた勝負はムハマド リトワン・シャロームに軍配が上がり、結果として準決勝は日本勢とマレーシア勢のみのカードとなった。
準決勝のカード 日本vsマレーシア
23日に実施される準決勝のカードは以下の通り:
第1組:太田海也(予選1位)vsムハマド リトワン・シャローム(マレーシア:予選5位)
第2組:中野慎詞(予選2位)vsムハマド シャー・シャローム(マレーシア:予選3位)
どちらも2本先取すると決勝へ、敗者は3位決定戦へと回る。
決勝での太田vs中野のカードの実現に期待したい。