ジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチ インタビュー

2/2 Page

ブノワ・べトゥ トラックテクニカルディレクター インタビュー

太田海也, JPN, 男子スプリント 3位決定戦, Men's Sprint, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

Q:6つのメダルを獲得。うち金メダルが3つというすごい結果になりました。

いつこのような結果が出てもおかしくない状態だったと思いますが、なかなか実現しませんでした。いまは感無量というか、言葉にするのが難しいくらい嬉しいです。

Q:この結果につながった要因はなんでしょう?

今シーズン最後の大きな大会ということで、素晴らしい結果を出したいと思っていました。

オリンピックの時には、ベストな結果を出すことに対してとても大きなプレッシャーがあり、難しい部分もあったと思います。それに比べると、今回の世界選手権は、少しだけプレッシャーが少なかったと思います。選手たちも、「メダルを獲りに行く」ということに集中できたと思います。

このステップを経てこそ辿り着くのが、オリンピックのメダルだと思います。今回の結果は、オリンピックでのメダル獲得という目標に向けて、とても重要であり必要なステップになりました。

Q:特にケイリンでは、男女ともに金メダルという素晴らしい結果となりましたね。

佐藤水菜,女子ケイリン 決勝, Women's Keirin, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK 山﨑賢人,男子ケイリン , Men's Keirin, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

日本に来て一番やりたかったことは、「ケイリンが強い日本にする」ということでした。日本発祥の種目であるケイリンは、いわば「日本の種目」だと思っています。その種目で勝てない時期があったので、どうしてもケイリンで勝ちたいという気持ちがありました。それを実現することができて誇りに思いますし、嬉しいです。

今回帯同していない伊豆にいるメンバーをはじめ、普段からサポートをしてくれているすべてのみなさんが素晴らしい働きをした結果だと思います。感謝したいです。