レースレポート

2/2 Page

垣田真穂選手 インタビュー

Q:早いペースで進むレースとなりましたが、体感としてはどうでしたか?

昨日の練習の時ではあまり体が動かず、不安を抱えてのレースでしたが、落ち着いて走ることができたかなと思います。

Q:複数の選手がアタックを仕掛けあう展開となりました。

ラスト7周あたりで誰かが仕掛けたら一緒に、とコーチから指示をもらっていましたが、ついていくことができませんでした。自分としても迷ってしまって、変に脚を使ってしまった結果、最後もがくことができなかったので残念です。

Q:残り5周くらいでは先頭付近に位置していましたが、あの時はけっこう踏んでいた?

後ろでなにもできずに終わってしまうことが多いので、こういう舞台立つからにはなにかをして終わろうと思って前にいました。ただ、自分は反応が遅くて飛びつきが苦手なので、誰かと一緒にいきたいと思って待っていた部分はありました。

Q:最後のスプリントは前に壁がある状態になってしまいましたが、ああなってしまうと難しい?

そうですね。自分としては良い感じの位置取りができたと思ったタイミングで被せられてしまいました。行こうと思ったタイミングで前が閉じてしまったのでどこにも行けず、反応が遅れてしまいました。結果的に、近くにいたオランダの選手(ロレナ・ヴィーヴェス)が優勝したので、自分のタイミングではなく、相手のタイミングにあわせて一緒に行けたら、もっと良い結果になっていたと思います。

Q:レースを終えて、手応えはありましたか?

9月にはロードにも出場して、体に疲れがあり昨日の時点では不安もありましたが、今日の結果で自信にはつながりました。
冷静に走ることはできましたが、最後の迷いが結果につながってしまった。そういうときでも、最後までもがける力をつけて次にチャレンジしたいと思います。

3つの金を獲得、6種目でメダリストが誕生『2024世界選手権トラック』日本人選手結果一覧