レースレポート

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長迫吉拓選手 インタビュー

Q:いまの率直な気持ちを聞かせてください。

金メダルを目指して頑張っていたので、1回戦で3-4位決定戦に回ることになってしまったのは悔しかったのですが、自分たちの初めてのメダルということはすごく嬉しいです。

オリンピックが終わってから、お互い傷つくことを恐れず一度本音で意見を出し合って、それをいい方向に変えていこうとなりました。それが結果として現れたことは、来年以降のシーズンにもつながることだと思います。

Q:これまで世界選手権やオリンピックで悔しい思いをしてきたと思います。

BMXの時から10回以上世界選手権に出場してきて、初めてのメダルとなったので嬉しいです。でもやはり、金メダルを、アルカンシェルを獲りたい。今日がひとつのチャンスになると思っていたので、素直に喜べない部分もあります。それでも時間とともに、メダルを取れて良かったと思えるはずなので、これから来年に向けて頑張っていきたいです。

太田海也選手 インタビュー

Q:初のメダル獲得、おめでとうございます。

ありがとうございます。世界選手権で初めてのメダルなので、率直に嬉しいです。一方で、銅メダルは僕たちが掲げていた目標の最低ラインと考えていました。一人一人が最大のパフォーマンスを出せば、オランダを倒せる勢いはあったと思います。今後の目標も明確になりました。

Q:メダルをかけた決定戦、負けられない戦いだったと思います。

予選から1回戦の段階で、自分としては良いパフォーマンスを出せてはいたものの、コンマ1秒を争うなかでもっと技術的に改善できる部分がありました。まずは自分のことにフォーカスして、一人一人がしっかりとやればメダルにつながるはずだ、という思いでスタートラインに立ちました。

Q:この3人でのメダル獲得という意味は大きいですか?

この2年間くらい、毎大会この3人で走ってきて、悔しい思いをしてきました。どうやったらメダルを獲れるのかをそれぞれが真剣に考えた結果、この銅メダルにつながったと思います。それでも、自分たちの力のすべてを出せたわけではないので、来年にも活かしていきたいです。

Q:スプリント、ケイリンへの出場も控えています。

個人種目も精一杯頑張ります。

小原佑太選手 インタビュー

Q:厳しいレースとなりましたが、メダル獲得です。

メダルはすごく嬉しいですが、自分自身のラップ(タイム)には納得いっていません。1回戦で自分が12秒8を出せていれば1-2位決定戦に回ることができたはずなので、自分の中には、嬉しさ以上に悔しさがあります。

Q:世界選手権のチームスプリントでのメダル獲得は、日本史上初めてとなりました。

オリンピックが終わって各国メンバーが入れ替わっている中なので、これがひとつの指標になるとは思っていませんが、新しい歴史を刻んだということは自分たちにとって次につながることです。これを来年、再来年と続けていければ、世界選でメダルを取ることが当たり前になる。その先にあるオリンピックに向けても、良いスタートになったと思います。

Q:3位決定戦のフィニッシュラインを駆け抜けた瞬間はどんな気持ちでしたか?

残り2周の時点で(太田)海也と離れていたので、その時は絶望だったのですが、電光掲示板を見た時には安堵感がありました。

Q:今後は、追われるような立場になると思います。

各国のメンバーを見ても、チームスプリントに出ている選手が個人種目でもメダルを獲り上のステージで戦っているので、チームスプリントは短距離種目の基盤になると思っています。今回のメダルで、日本のチームスプリントの価値をあげることができたのかなと思います。

Q:個人種目、スプリントへの意気込みを聞かせてください。

世界選手権では敗者復活戦はないので、しっかりと勝っていきたいです。応援よろしくお願いします。

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