女子スプリント

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佐藤水菜

Q:エマ・ヒンツェ選手との対戦の振り返りをお願いします。

以前にも戦ったことのある選手で、自分の修正点をしっかり前持って挑みました。でも車間を見誤ってしまい、結果的に追いつけませんでした。

Q:3人レースとなった敗者復活戦はいかがでしょうか。

3人対戦はチャンピオンズリーグでしかやったことがなく、当時の自分とは実力も違うので、記憶を頼りにすることができませんでした。男子のレースなどを見て得られるものは得た上で、コーチと作戦を練って戦いました。

Q:初めてのオリンピック、いかがでしたか。

全体として、自分の実力通りの結果だったと思います。自分のやれることを最大限やった結果ですので、伸びしろしかないと思っています。メダルを期待されるような実力を持っているとは、自分自身は思っていなかった。結果として受け止めていて、悔しい気持ちもありますが、実力を再認識した形です。そしてやはり経験が少ないので、実力以上に実戦経験を増やしていく必要があると感じました。

コーチを信じて練習すれば間違いないということは、タイムで立証されたと思います。あとはいろんな海外レースを見て経験を積むしかないです。

さまざまな方のサポートを得て「自分1人じゃない」と感じた大会だからこそ、実力以上の力を出したかったです。でも心の弱さが出てしまって、難しかったです。

Q:今後の競技活動について決めていることはありますか?

ロサンゼルスオリンピックはどうするか決めていません。でも私は競技というものが好きですし、目標を持って楽しく取り組めています。ロードや中長距離など、短距離以外の種目も視野に入れています。どの種目に出ることになるかわかりませんが、次の大会に向けて頑張りたいと思っています。ただ現状は何も決めていなくて、実力を見たいという状況です。

次のレース予定

いよいよトラック競技およびパリオリンピック最終日、8月11日。女子オムニアム、女子スプリント、男子ケイリンが行われる。

2024パリオリンピック 自転車トラック競技レーススケジュール

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パリ2024オリンピック 自転車競技5種目スケジュール・テレビ放送予定