2024年8月7日、パリオリンピックの自転車トラック競技種目 男子スプリントが開催。日本からは太田海也、小原佑太が出場し、ともに予選200mFTTで日本記録更新を達成した。
東京オリンピックから破られなかった日本記録
従来の日本記録は、東京2020オリンピックの際に脇本雄太が記録した9秒518。3年前の夏からここまで破られることのなかった日本記録だ。
パリオリンピックトラック競技日程3日目の8月7日、男子スプリント予選ラウンドが開催。全30選手が順に出走していく中、14番目にスタートした小原佑太が9秒483を記録し、従来の日本記録を更新。
続いて22番目に出場したのは太田海也。先ほど小原が更新した日本記録をさらに上回る9秒350を記録。2選手とも日本記録を更新し、1回戦にコマを進めることとなった。
世界記録も2選手が更新
なおこの予選ラウンドで、世界記録(9秒100/ニコラス・ポール、2019)も2選手によって更新された (詳細は下記表にて)。ハイレベルなレースが繰り広げられている。
今までの世界記録は高地(空気抵抗が下がるのでタイムが出やすい)なのにそれを更新ってやべぇですわ
— 脇本 雄太 (@yuta_wakimoto) August 7, 2024
予選トップ3+日本選手結果
順位 | 選手名 | 所属 | タイム | |
1位 | ハリー・ラブレイセン | LAVREYSEN Harrie | オランダ | 9.088 ※世界新 |
2位 | マシュー・リチャードソン | RICHARDSON Matthew | オーストラリア | 9.091 ※世界新 |
3位 | ミカイル・ヤコフレフ | YAKOVLEV Mikhail | イスラエル | 9.152 |
8位 | 太田海也 | 日本 | 9.350 ※日本新 |
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16位 | 小原佑太 | 日本 | 9.483 ※日本新 |
8月7日は、この後も3回戦敗者復活戦までレースが行われる。レース予定は下記の通り。
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