2/2 Page
女子決勝 アメリカ史上初の金メダル獲得
決勝に進出したのはアメリカとニュージーランド。日本チームは予選で日本記録を更新するも、1回戦以降のレースには進出できずに終わっている。
レースは僅差の戦いとなった。序盤からアメリカがリードを保ち、3000m通過までは大きなリードを得て優勝へと駆けていく。しかし残り1000mとなると、アメリカが失速していく。そして着実にタイムを詰めていくニュージーランド。1周回毎にその差を見る間に詰まっていき、最終周回での差は1秒ほど。逃げ切りたいアメリカ、追いつきたいニュージーランドの展開に会場が沸く。
しかし最後はアメリカが逃げ切り先着。ニュージーランドがコンマ5秒の差で2着となり、金メダル争いの幕が閉じた。アメリカはこの種目が採用されてから毎回銀か銅メダルを獲得してきたが、今大会での金メダル獲得は史上初。ニュージーランドはこれまでこの種目でのメダル獲得は無く、初の銀メダル獲得となった。
3位決定戦はイギリスとイタリアの戦い。このレースは終盤までイタリアがリードしていたが、最後にイギリスが逆転し、銅メダルを獲得した。
最終結果
順位 | 所属 | 選手名 | タイム | |
1位 | アメリカ | ジェニファー・バレンテ リリー・ウィリアムズ クロエ・ダイガート クリステン・フォークナー |
VALENTE Jennifer WILLIAMS Lily DYGERT Chloe FAULKNER Kristen |
4:04.306 |
2位 | ニュージーランド | アリー・ウォラストン ブライオニー・ボサ エミリー・シャーマン ニコール・シールズ |
WOLLASTON Ally BOTHA Bryony SHEARMAN Emily SHIELDS Nicole |
4:04.927 |
3位 | イギリス | エリナー・バーカー ジョシー・ナイト アンナ・モリス ジェシカ・ロバーツ |
BARKER Elinor KNIGHT Josie MORRIS Anna ROBERTS Jessica |
4:06.382 |
10位 | 日本 | 梶原悠未 内野艶和 池田瑞紀 垣田真穂 |
4:13.818 ※日本新 |
次のレース予定
トラック競技4日目は8月8日、日本時間17:00からスタート。男子オムニアム、女子ケイリン、男子スプリントが行われる。
配信情報はこちらの記事よりご確認を。