7月26日より開幕したパリ2024オリンピックももう終盤戦。
8月9日には、
・女子スプリント 予選〜2回戦
・男子スプリント 準決勝〜決勝
・女子マディソン
が実施される。見どころを紹介する。
女子スプリント 予選〜2回戦
日本時間:8月9日 21:00〜
日本人出場予定選手:太田りゆ、佐藤水菜
見どころ⇒予選のタイム(日本記録の更新&順位)
まずは助走ありの200mタイムトライアル(200mFTT)で実施される予選からスタート。上位24人が1回戦に進む。予選の順位でトーナメントの組み合わせが決まるため、予選といえども大事なレースとなる。
日本からは、昨日のケイリンでも激闘を繰り広げた太田りゆ、佐藤水菜が出場。
本日は、2回戦の敗者復活戦までが実施される。
佐藤は、5月の『2024ジャパントラックカップ』で2日連続200mFTT日本記録を更新。太田もケイリンでは準決勝で惜しくも敗れたものの、自身が語る「最高傑作」に違わぬ仕上がりを見せている。
男子の同種目予選では世界記録が2度更新されており、この日も好タイムが続出することが予想される。
「10秒479」という日本記録が、ひとつの指針となるだろう。1つでも上の順位で予選を通過して、その後の戦いにつなげたい。
レース時間
8月9日 | 21:00〜 | 予選 | 30人⇒24人へ |
21:48〜 | 1回戦 | 24人⇒12人。敗者は敗者復活戦 | |
22:38〜 | 敗者復活戦 | 4組のレースで4人復活(3人1組) | |
8月10日 | 02:10〜 | 2回戦 | 16人⇒8人 |
02:58〜 | 敗者復活戦 | 4組のレースで4人復活 | |
8月11日 | 00:00 | 3回戦 | 12人⇒6人 |
00:50 | 敗者復活戦 | 2組のレースで2人復活(3人1組) | |
02:07 | 準々決勝 | 8人⇒4人 ※ここから2本先取の3レース制 | |
8月11日 | 18:22〜 | 準決勝 | 4人⇒2人 |
19:25〜 | 順位決定戦 | ||
19:45〜 | 決勝 |
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男子スプリント 準決勝〜決勝
日本時間:8月9日 21:41〜
見どころ⇒世界最速のスピード決戦
日本勢の太田海也、小原佑太は惜しくも準々決勝で姿を消すこととなった。
準決勝の組み合わせは1組ハリー・ラブレイセン(オランダ)-ジャック・カーリン(イギリス)、2組マシュー・リチャードソン(オーストラリア)-ジェフリー・ホーフラント(オランダ)。
ハリー・ラブレイセンとマシュー・リチャードソンは、ともに予選の200mFTTで世界記録を更新。
究極のスピード決戦から目が離せない。
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女子マディソン
日本時間:8月10日 01:09〜
日本人出場選手:内野艶和、垣田真穂
2人でチームを組み、交代しながらポイントを獲得していくポイントレース。
10周に1回のスプリント周回で4位以内に入るか、メイン集団を1周追い抜きにすることでポイントを得ることができる。
日本からは、チームパシュートで日本記録の走りを見せた内野艶和・垣田真穂が再びタッグを組んで登場。
今年香港で開催されたネーションズカップでは、ドラマのような逆転劇で金メダルを獲得。オリンピックでのメダル獲得に期待がかかる。
見どころ⇒前方での位置取り
見どころは、強豪各国が揃う中、どれだけ前方でレースを展開できるか。
もちろん最後方からアタックして大量得点、という戦い方もできるのだが、集団の前方を維持し、日本の存在感を示すようなレースが前半戦でできれば、メダルが見えてくる。体力の消耗、落車のリスクを減らすためにも、前方での戦いが必要となる。
持ち前の諦めない走りで、観る者に感動をもたらすレースに期待したい。
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