「MAKE it HAPPEN」……”~it~を成し遂げる”をテーマに日本代表を応援する特別サイトが公開中。

そのコンテンツとして、応援動画がリリースされた。

共に”挑む”

新型コロナ禍からスタートした3年間、選手たちはマスクを着用し、人との接触を避け、寡黙にトレーニングを積んできた。結果として史上最多となる13人を正選手としてパリに送り出した日本チームだが、その道のりは険しかった。2021年からの3年間を凝縮した動画を観て、パリには「共に挑む」の精神で日本代表を応援していただきたい。

ストーリー

パリ2024オリンピックに出場するのは男女合わせて過去最多となる13人。トラック競技の日本代表は史上最強・最大のチームでパリに挑む。

新型コロナ禍でスタートした現体制。それまで主力を担ってきた脇本雄太、新田祐大、小林優香、中村妃智など、東京に出場した選手でチームに残ったのは橋本英也と梶原悠未のみとなった。

新たなチームのスタート時、世界はそれまでの日常とは一変していた。マスクを着用し、人との接触を避けながら、寡黙にトレーニングを積んできた選手たち。

「いつかは以前のような世界にきっと戻る」

そう信じて挑み続けたが、オリンピック出場への道のりは険しく、成功だけではなかった。時には敗北を味わい、時には手術を伴う大怪我も発生。道半ばで競技を去っていった選手たちもいた。

 

苦難を乗り越えての2023年の世界選手権。日本の選手たちは目覚ましい活躍を見せる。

窪木一茂の2年連続2回目のスクラッチ銀メダルを皮切りに、今村駿介がオムニアムで銅メダル、中野慎詞もケイリンで銅メダル、内野艶和はポイントレースで銅メダル。日本を含めた世界の選手たちが最も力を入れるオリンピック直前の世界選手権大会で過去最多となる4つのメダルを獲得して、日本代表の選手たちは力を示した。

その結果、日本は東京大会と同様に男子ケイリン、男子スプリント、女子ケイリン、女子スプリント、男子オムニアム、女子オムニアム、女子マディソンの7種目の出場権を獲得。加えて、史上初となる男子チームパシュート、女子チーパシュート、男子マディソン、そして2004年のアテネ以降メダルの獲れていない男子チームスプリントでの出場枠も獲得した。女子チームスプリントを除いた全ての種目で出場を果たすこととなった。

正選手に選出されなかった選手たち、HPCJC(High Performance Center of JAPAN Cycling)を始めとし、選手たちの家族、出身地域の方々、伊豆で応援してくれる人々、活動を支えてくれた企業など、たくさんの応援・サポートがあり、様々な人たちが支えてくれたからこそ、過去最大、最強のトラックチームが生まれ、晴れ舞台に挑むことができる。

この動画は3年分の想いを凝縮したストーリー。

動画を見て、日本チームを”共に”応援、そして選手たちと”共にパリへ挑んで”いただきたい。

自転車競技公式応援ソング/IKERU by ALLY & DIAZ feat. HAN-KUN, Daimon Yayoi and SATOSHI