窪木一茂が男子エリミネーションで底なしの体力を見せて優勝した。

2024年5月9日(木)より開催されている自転車トラック競技の国際レース『2024ジャパントラックカップII』。大会最終日には男子エリミネーションが再び開催された。

男子エリミネーション

窪木一茂, 男子エリミネーション, 2024ジャパントラックカップⅠ, 伊豆ベロドローム

2周に1回最後尾の選手が除外(エリミネート)されるエリミネーション。24選手が出場した。

大会最終日、疲れの溜まったタイミングで行われたサバイバルレース。安定して前方位置をキープするのは本種目の日本チャンピオンである橋本英也。しかし15回目、グレアム・フリズリー(Ccache x Par Küp)が除外された直後に橋本を含む4選手が絡むクラッシュが発生。橋本はこの落車でDNF(途中棄権)となってしまった。ジョシュ・ダフィー(Ccache x Par Küp)、ジャン・ハン(韓国)、兒島直樹は復帰したものの、落車のダメージからか再開後に続けてエリミネートされた。

残った4人は直前のスクラッチで2位となった松田祥位、そして窪木一茂、今村駿介、カート・イーサー(Ccache x Par Küp)。

アタックして先行するイーサーを追う今村と窪木だが、松田は途中で諦めてしまいエリミネート。残りは3人となって、出方を伺うようにペースが緩んだところで窪木が加速。この動きに今村が続き、イーサーが最後尾で脱落した。

最後の1周、まず仕掛けたのは今村。最終ストレートに入り内側で粘る今村を外から伸びた窪木が先着。優勝を勝ち取った。

順位 選手名 所属
1位 窪木一茂 JPN
2位 今村駿介 JPN
3位 カート・イーサー EATHER Kurt CPU

リザルト

優勝 窪木一茂インタビュー

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