2024UCIトラックネーションズカップ第2戦、初日となった3月15日に男子エリミネーションが実施された。
この種目に出場したのは24人。日本からアジアチャンピオンとして今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)、そして窪木一茂(ナショナルチーム)がエントリーした。
男子エリミネーション
ルール:エリミネーションは2周に1回、最後尾の選手が除外されていき、最後まで残った選手が勝ちとなるサバイバルレース。
序盤は窪木が集団の先頭に立ってペースを作っていく。しかし徐々に位置を下げていった窪木は5回目の除外周回で除外されてしまった。
一方今村は、集団の先頭に出て、中段に下がり後方から位置を再び上げるといった動きを繰り返す展開。何度か危ない場面もあったが、その度に道をこじ開けて生き残っていく。
残り5人となった集団に残った今村。まずはスイスのサイモン・ビザム(スイス)が除外されると残り4人。次の除外周回で遅れてしまったのは今村だった。
前の3人がスピードを上げた瞬間に距離が開いてしまい、最後は届かずに最後尾で除外となった。今村のこの種目は、惜しくも表彰台に届かず最終順位を4位とした。
最後はウィリアム・ペレット(イギリス)とジュールス・ヘスタース(ベルギー)の一騎打ち。最終コーナーまでもつれた両者のスプリント勝負は、パレットが制して先着。
優勝はウィリアム・パレット(イギリス)、2位がジュールス・ヘスタース(ベルギー)、3位がグラーメ・フリズリー(オーストラリア)、4位に今村駿介、そして20位に窪木一茂の最終結果となった。
順位 | 選手名 | 所属 | |
1位 | ウィリアム・ペレット | PERRETT William | GBR |
2位 | ジュールス・ヘスタース | HESTERS Jules | BEL |
3位 | グレアム・フリズリー | FRISLIE Graeme | AUS |