アジア選手権トラック2024。インド・ニューデリーでの大会5日目、2月25日に女子マディソンが実施され、内野艶和&垣田真穂のアジア競技大会優勝ペアがアジア選手権をも制した。内野も垣田も今大会では3冠目。出場種目すべてで金メダルを獲得する結果となった。
女子マディソン
女子マディソンには9チーム18人が出場。日本からは内野艶和と垣田真穂の杭州アジア大会金メダルペアでアジアとの戦いに臨む。
マディソンのルールはこちら
女子マディソンは120周30kmで争われる。
チャンオピオンの走り 許さない逃げ
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垣田真穂
チーム数が少ないこともあり、スピードが上がらない”アジア特有”のレースとなったこの種目。レースは日本チームを他のチームがマークして進んでいくが、毎ポイント周回では、日本がほとんどの場面で1着5ポイントを獲得していく。時折カザフスタンがアタックを見せるが、その攻撃を潰す日本チーム。
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ウズベキスタンチーム(オルガ・ザベリンスカヤ, ZABELINSKAYA Olga / ナフォサット・コジエバ, KOZIEVA Nafosat)
日本が大きな動きを見せたのは終盤、残り30周のポイント周回から。1着5ポイントを獲得すると、スプリントの勢いそのままにアタックしてウズベキスタンと逃げていく。この時点で既に4チームが途中棄権となり、残ったのは日本を含めて5チームのみ。
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香港チーム(リャン・ウィンイー, LEUNG Wing Yee / リー・ジーウィン, LEE Sze Wing)
5チームでは集団が作れず、レースはバラバラになって進んでいくが、残り20周でも日本が1着5ポイントを獲得。残り13周で前にいた韓国と香港を捕らえると捕まえられたチームには-20ポイント。レース終了前に事実上日本の優勝は決定した。
残り10周、そして最後のポイント周回でも1着となった日本は合計ポイントを57とし、2位のウズベキスタンにダブルポイント以上(28ポイント)の差をつけて圧勝した。
順位 | 選手名 | 所属 | ポイント | |
1位 | 内野艶和 垣田真穂 |
JPN | 57 | |
2位 | オルガ・ザベリンスカヤ ナフォサット・コジエバ |
ZABELINSKAYA, Olga KOZIEVA, Nafosat |
UZB | 28 |
3位 | リャン・ウィンイー 李思穎 リー・ジーウィン |
LEUNG, Wing Yee LEE, Sze Wing |
HKG | 8 |