アジア選手権トラック2024。大会4日目の2月24日に女子ポイントレースが行われ、内野艶和が出場。執拗なマークにあいながらも、2022に続き2回目のアジアチャンピオンとなる優勝を果たした。
女子ポイントレース
インド・ニューデリーで実施中のアジア選手権トラック2024。女子ポイントレースには13人が出場。日本からは2023世界選手権ポイントレースで銅メダルを獲得した内野艶和が出走した。
レースは100周、25kmの戦い。10周毎にポイント周回が設けられており、4着までが着順に応じたポイントを得る。メイン集団を追い抜いた場合には特別に20ポイントを獲得可能。最終的に最もポイントを得た選手の勝ちとなる。
レースがスタートすると、序盤から積極的にポイントを獲得していく内野。
内野、マーガリータ・ミシュリーナ(ウズベキスタン)、チョウ・メンハン(中国)、キム・ヒョウォン(韓国)、リャン・ボーイー(香港)で逃げ集団を作ると、メイン集団に追いついて20ポイントを獲得。
その後も中盤にかけて日本、ウズベキスタン、中国、香港と強豪国のみがポイントを獲得していく展開となる。その中で内野が唯一全ポイント周回毎に着を重ねて、他の選手との総合ポイント差を広げていく。
暫定トップを走り続ける内野。序盤から全選手からの注目を浴びるようなレースではあったが、周回を重ねるにつれてウズベキスタン、中国、香港とトップ争いを行う選手たちから包囲を受けていく。
マークを受けながらだったが、ポイント周回では着実に1着を獲っていく内野。そして最終周回でも1着10ポイントを得た内野が合計59ポイントを獲得し、優勝となった。内野の優勝は2年ぶり2回目。2年前にアジアの頂点に輝いた”インド”で再び頂に上る結果となった。
2位は44ポイントでマーガリータ・ミシュリーナ(ウズベキスタン)、3位は27ポイントでリャン・ボーイー(香港)。
順位 | 選手名 | 所属 | ポイント | |
1位 | 内野艶和 | 59 | ||
2位 | マーガリータ・ミシュリーナ | MISYURINA, Margarita | UZB | 44 |
3位 | 梁宝儀 リャン・ボーイー | LEUNG, Bo Yee | HKG | 27 |