アジア選手権トラック2024。男子スクラッチには今村駿介が出場し、終盤に1人を逃してしまい銀メダルを獲得となった。
男子スクラッチ
インド・ニューデリーで開催されているアジア選手権トラック2024。2月23日には男子スクラッチが実施された。レースは15km、トラック60周回で争われる。出場は14か国の国と地域から14人。日本チームからは今村駿介がエントリーした。
今村駿介
集団が終始今村に注視しながらレースは時にアタックを挟んでは吸収を繰り返して進んでいく。
レースはあっという間に残り5周。集団のペースが緩み始めて、ここから最終スプリントへの位置争いかと思われた局面で、テリー・クスマ（インドネシア）が勢いよくアタックしていく。
テリー・クスマ（KUSUMA Terry Yudha）
このアタックに対し今村を含めてメイン集団は反応せずに、クスマが半周ほどのリードを奪い周回を重ねていく。
残り2周では逃げが捕まらないと判断したのか、前を追うよりは位置取り争いとなったメイン集団。クスマは単独で逃げ切り優勝を果たした。
一方、今村はメイン集団前方外側に位置し、最終周回で集団内でのスプリント勝負を制して2着。最後に1人を逃がしてしまい、銀メダルを得る結果となった。
1位はテリー・クスマ（インドネシア）、2位に今村駿介、3位にキム・ヒョンセオ（韓国）の最終結果。
| 順位 | 選手名 | 所属 | |
| 1位 | テリー・クスマ | KUSUMA, Terry Yudha | INA |
| 2位 | 今村駿介 | JPN | |
| 3位 | キム・ヒョンセオ | KIM, Hyeonseok | KOR |
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