優勝:兒島直樹インタビュー
Q:レースはいかがでしたか?
後手に回ることが多く、厳しいレースでした。しかし結果として大差の優勝ができたのは嬉しいことです。展開も昨年と全く違う、ポイント周回を意識しながら走ったレースだったので、内容はそれなりに満足できたレースになったと思います。
Q:去年とは違うレース展開となりました。アタックを積極的にする時もあれば、潰しに行ったりでしたが、どうでしたか?
あまり逃げを許したくなかったのですが、やはり各国がそれぞれにアタックしていて、全てに反応できる脚は無かったので、凄くきつい展開になりました。でも自分が先頭に出ると、いつもならついてくる選手がすぐ上に上がってしまって回らないところを、他の国も一緒になって回ってくれたりしました。今回に関してはそれなりに上手くできたので、良い感じに運べたと思います。
Q:大会も4日目となりました。疲労などは残っていましたか?
序盤から脚に疲れていたのでチームパシュートの疲労が残っていたと思いますし、それでも絶対勝たなければいけないと何度も心の中で思っていたので、その辺りが走りに現れたのではないかと思います。
Q:年々成長を見せていますが、今回のレースでは自身の成長を感じられましたか?
一昨年のアジア選手権はインドで行われて、すごくメチャクチャなレースをしてしまって3位でした。昨年はそれを踏まえて、積極的な走りをしました。今年はコーチと話して、内容を重視した走りをしろと言われていましたので、実現出来て良かったです。
Q:次は再びネーションズカップですね。
アデレードのネーションズカップから本当に良い流れで走れているので、次の香港でも皆で力を合わせて日本記録を更に伸ばしていきたいですし、個人種目に関しても優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
オリンピックイヤーなので本気でやらないとですし、本気で出場したいと思っています。
【大会スケジュール】2024アジア選手権トラック 2月21日から6日間、インドにて