アジア選手権トラック2024の男子チームパシュートで日本が圧勝劇での優勝を果たした。2020年から4回連続となるアジアのトップに輝き、アジアで敵無しとなった日本チームの活躍をレポートする。

男子チームパシュート

2月21日~26日で開催の「アジア選手権トラック2024」。大会初日の男子チームパシュートには8チームが出場。日本からは松田祥位、今村駿介、橋本英也、兒島直樹、窪木一茂の5人で臨む。

予選は第1走に松田祥位、第2走が橋本英也、第3走に兒島直樹、第4走に今村駿介という、普段の並びとは異なる組み合わせとなった。タイムは3分57秒286。予選2位の香港を7秒ほど上回るタイムで圧倒的な力を見せて、予選トップで1回戦進出を決めた。

予選結果PDF

窪木一茂, KUBOKI Kazushige, 男子チームパシュート 予選, MEN'S Team Pursuit Qualification, 2024アジア選手権トラック, 2024 ASIAN TRACK CYCLING CHAMPIONSHIPS, New Delhi, India

窪木一茂

1回戦は並び順に今村駿介、橋本英也、兒島直樹、窪木一茂とメンバーを入れ替えてのレース。ホームに日本、バックにウズベキスタンとなったレースは、2km通過をしてすぐに日本がウズベキスタンを追い抜き、勝利を手にした。勝った日本は決勝への切符を得る結果となった。

1回戦結果PDF

決勝戦へ

決勝は予選3位の中国との対戦。日本のメンバーはネーションズカップと同様の4人となり、松田祥位、橋本英也、兒島直樹、窪木一茂の順でスタートする。

今村駿介, IMAMURA Shunsuke, JPN, 男子チームパシュート 決勝, MEN'S Team Pursuit Final for Gold, 2024アジア選手権トラック, 2024 ASIAN TRACK CYCLING CHAMPIONSHIPS, New Delhi, India

決勝応援の今村

レースのスタート直後から中国とのスピードの違いを見せるのは日本チーム。どんどんと差を詰めていくと、レースの半ばで中国に追いついてレースは終了。文字通り圧倒的なレース内容で中国を下し、日本が4大会連続となる金メダルを獲得して優勝した。

順位 選手名 所属 タイム
1位 窪木一茂
兒島直樹
松田祥位
橋本英也
(今村駿介)
JPN 追い抜き勝利
2位 ヤン・ヤン
ペイ・チャンギュー
チャン・ハイアオ
チャウ・ジンヤン
YANG, Yang
PEI, Zhengyu
ZHANG, Haiao
ZHANG, Jinyan
CHN
3位 アリシャー・ズマカン
ラミス・ディンムハメトフ
イリヤ・カラブトフ
ディミトリ・ノスコフ
ZHUMAKAN, Alisher
DINMUKHAMETOV, Ramis
KARABUTOV, Ilya
NOSKOV, Dmitriy
KAZ 4:03.129

決勝結果PDF

優勝選手インタビュー

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