2024年2月14日から18日にかけてニュージーランド・ケンブリッジにて開催された『2024オセアニア選手権トラック』。
各種目の優勝者は世界選手権へ出場するための「大陸チャンピオン枠」を手にすることができ、『2024パリオリンピック』の出場枠争いにも直接影響する大会だ。
本大会の終了をもって、オセアニア勢がオリンピックポイントを獲得できる大会は、3月と4月に開催される『2024UCIネーションズカップ』の第2戦・第3戦のみとなった。
今回は本大会でのリザルトを一挙にお届けする。残り約半年に迫ったパリ2024オリンピックへの出場枠争い。ライバルとなる選手たちをチェックしておこう。
ニュージーランドVSオーストラリア
オセアニア自転車競技連合には9カ国が加盟しているが、そのほとんどは南太平洋に浮かぶ小さな島国。ゆえに自転車競技人口も少なく、オセアニア選手権は例年、ニュージーランドとオーストラリアによる表彰台争いが繰り広げられている。
オリンピックポイントの積み上げを目指し、以上の2カ国からもトップ選手が出場した本大会。各カテゴリでは、それぞれ1人の選手によって金メダルが独占される結果となった。
本大会で活躍した主な選手
選手名 | 国 | 金メダル獲得種目数 | |
短距離・男子 | マシュー・リチャードソン | オーストラリア | 2種目 |
短距離・女子 | クリスティーナ・クロナン | オーストラリア | 3種目 |
中長距離・男子 | アーロン・ゲイト | ニュージーランド | 5種目 |
中長距離・女子 | アリー・ウォラストン | ニュージーランド | 5種目 |
リザルト参照:UCIリザルト
オセアニア自転車競技連合 加盟国
※人口は競技人口ではなく、国・地域そのものの人口。参考として掲載している。
国・地域 | 人口 |
オーストラリア | 26,260,000人 |
クック諸島 | 18,200人 |
フィジー | 924,610人 |
グアム | 169,330人 |
ニュージーランド | 5,040,000人 |
サモア | 218,764人 |
ソロモン諸島 | 707,851人 |
バヌアツ | 319,137人 |
アメリカ領サモア | 44,620人 |
参照:UCI OCEANIA CYCLING CONFEDERATION
前回大会『2023オセアニア選手権トラック』のリザルト一覧はコチラ
1/3 Page