ジャパントラックカップII、男子マディソンは窪木一茂と兒島直樹ペアが圧勝劇を果たした。

静岡県・伊豆ベロドロームで2023年11月16日よりスタートした『ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。17日は『ジャパントラックカップⅡ』として男子マディソンが実施され、11チーム計22人が出場した。

男子マディソン

30km、120周で競われた男子マディソン。スプリント周回は10周毎に1回、計12回設けられる。

レースがスタートしての最初のスプリント周回。残り1周の絶好のタイミングで選手交代したブリヂストン1(窪木&兒島)が、最初のスプリント周回を1着で通過。その後も好調にポイントを積み重ねていく。

窪木一茂, 兒島直樹, (Team Bridgestone Cycling 1), Final, Men Elite Madison, 2023 Japan Track Cup Ⅱ

窪木一茂&兒島直樹(Team Bridgestone Cycling 1)

3回目のスプリント周回はブリヂストン1と4(今村駿介&岡本勝哉)が競り合う形でポイントを獲得。

松田祥位, 河野翔輝, (Team Bridgestone Cycling 2), Final, Men Elite Madison, 2023 Japan Track Cup Ⅱ

松田祥位&河野翔輝(Team Bridgestone Cycling 2)

残り50周を前にして、ポイントは以下の通り。

ブリヂストン1:28
ブリヂストン4:14
ブリヂストン2:9
Star Track Cycling:3

ポイント周回に合わせてブリヂストン1が飛び出し、それに対応するブリヂストン2などが周回ポイントを獲得していく、という展開が続く。

今村駿介, 岡本勝哉, (Team Bridgestone Cycling 4), Final, Men Elite Madison, 2023 Japan Track Cup Ⅱ

今村駿介&岡本勝哉(Team Bridgestone Cycling 4)

残り23周で飛び出したブリヂストン2。しかしこのアタックを猛スピードで追いかけるブリヂストン1に捕らえられ、ここでもブリヂストン1がポイントを積み上げる。

そのまま単独での逃げに入るブリヂストン1。残るスプリント周回は2回のタイミングでプラス1ラップ(1周追い抜き)に成功し、20ポイントを加算する。

ブリヂストン1:68
ブリヂストン4:25
ブリヂストン2:16

優勝をほぼ決めたような状態となったが、ブリヂストン1そこからもさらにアタック。最後も1着でフィニッシュし、2日連続で圧倒的なポイント差を得て優勝を飾った。

順位 選手名 所属 ポイント
1位 窪木一茂&兒島直樹 チームブリヂストンサイクリング1 83
2位 今村駿介&岡本勝哉 チームブリヂストンサイクリング4 32
3位 松田祥位&河野翔輝 チームブリヂストンサイクリング2 20

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窪木一茂&兒島直樹コメント

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