日本唯一の競輪選手養成機関『日本競輪選手養成所』に2023年度入所している第125・126回生。11月13日・14日に第1回トーナメント競走が行われ、男女それぞれの優勝者が決まった。

第125回生(男子)優勝:森田一郎

優勝という結果が率直に嬉しいです。決勝では残り1周からかまして1周逃げ切るイメージで挑みました。ホームで阿部候補生の番手を奪えたこと、バックストレッチから踏めたことで1着入選できたと思います。

今後は自分に足りないと感じるタテ脚を重視して訓練に取り組み、第2回トーナメント、卒業記念レースでも良い結果を残したいです。

第125回生 決勝戦メンバー

車番 名前 府県
1 森田一郎 埼玉
2 平安山良希 沖縄
3 遠藤拓巳 香川
4 塩島嵩一朗 神奈川
5 栗山和樹 岐阜
6 弓矢輪太郎 三重
7 油谷蒼 兵庫
8 阿部英斗 福岡
9 秋末蓮 兵庫

瀧澤正光所長コメント
「全体を通して、男子は積極的なレースが多く見られとても好感が持てました。今後も精進を積み重ね、各自が成長することを望みます」

第126回生(女子)優勝:仲澤春香

今回のトーナメントは、今の自分に自信を持って挑むことができました。自力を出し、思い切って早め早めで仕掛け「負けるな自分」という気持ちで走りました。

常に自分が主導権を握れたことが優勝につながって嬉しいですし、自分が全力で走れる環境があることに感謝の気持ちでいっぱいです。今後の競走訓練でも準備を怠らず、強い気持ちを持って養成所生活を送りたいです。

第126回生 決勝戦メンバー

車番 名前 府県
1 仲澤春香 福井
2 伊藤優里 三重
3 平子結菜 三重
4 髙木萌那 福岡
5 是永ゆうき 大分
6 普久原美海 栃木
7 伊澤茉那 千葉

瀧澤正光所長コメント
「女子は特に成績上位者が積極的なレースで引っ張っているところがとても好印象で、将来の大いなる活躍を期待させてくれます。男子同様ますますの精進を積み、更なる向上を目指してもらいたいと思います」

ジャパントラックカップにも出場!

今回優勝した森田&仲澤候補生を初め、合計7人の選手候補生が16日より伊豆ベロドロームで開催される『ジャパントラックカップ』に出場する。一般の方も来場し観戦することができるため、この機会にぜひ候補生および世界と戦う選手たちの走りをお楽しみいただきたい。

ジャパントラックカップⅠ

大会日程:11月16日(木)
有観客開催・入場無料

実施種目(男女共通):スプリント、ケイリン、マディソン
実施種目(パラ):タイムトライアル、個人タイムトライアル

ジャパントラックカップⅡ

大会日程:11月17日(金)、18日(土)
有観客開催・18日(土)のみ入場料500円
※高校生までは無料

実施種目(男女共通):スプリント、ケイリン、マディソン、オムニアム
実施種目(パラ):Bクラススプリント、タンデムスプリント(男子のみ)、タイムトライアル、個人タイムトライアル

日本競輪選手養成所、香港、アメリカ、カナダからの出場も『2023ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』出場選手

これがなきゃ世界選手権に出られない?!実は超重要『ジャパントラックカップ』とは?/2023年11月・伊豆ベロドローム