梶原悠未が2018年の優勝に続き、2連覇となる優勝を女子オムニアムで遂げた。

2022アジア競技大会(杭州)、女子オムニアムが9月29日(2023年)に実施された。この種目には12人が出場。東京オリンピック銀メダリスト&アジア選手権チャンピオンの梶原悠未が優勝候補と目された。梶原は2018年大会も制しており、2大会連続のチャンピオンを狙う。

第1種目スクラッチ

逃げる選手もなく、残り2周を切って梶原が仕掛けると、先頭に出て逃げ切り。まずは第1種目を1位とする。

スクラッチ結果PDF

第2種目テンポレース

梶原は序盤から中盤にかけてポイントを加算していき、暫定トップで終盤を迎える。しかしリー・シーウィン(香港)が終盤に抜け出すと単独でポイントを量産していき、11ポイントを得て1位となる。

梶原は6ポイントで2位。3位はリウ・ジャーリー(中国)で3ポイント。

テンポレース結果PDF

第3種目エリミネーション

最後の3人に残ったのは梶原、リウ・ジャーリー(中国)、ファン・ティンイン(台湾)の3人。

除外周回で梶原が2人をかわしにいくと、最後尾となったのはファン・ティンイン。

残るは2人。リウ・ジャーリーとの1対1は、梶原が除外周回で仕掛けていく。あっという間にリウ・ジャーリーに大差をつけた梶原が勝利した。

エリミネーション結果PDF

最終種目ポイントレース

暫定トップで最終種目を迎えた梶原。しかし暫定2位(リー・シーウィン(香港))とは6ポイント、3位のリウ・ジャーリー(中国)とは8ポイントと、油断が出来ないポイント差でレースがスタートする。レースは80周。

梶原は上位陣に目を配りつつ、確実に上位の選手よりもポイントを取っていく。相手がポイントを取る際に、持前のスプリントを活かして差し込んでいく展開。盤石のレースをした梶原は、更に最終周回では1着10ポイントを加算すると、リードを守って優勝を遂げた。

順位 選手名 チーム ポイント
1位 梶原悠未 日本 138
2位 李思穎 リー・シーウィン LEE Sze Wing 香港 127
3位 刘佳丽 リウ・ジャーリー LIU Jiali 中国 121

最終結果PDF

選手コメント

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