大歓声もイギリスは届かず、オランダが優勝

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窪木&今村選手インタビュー

Q:レースを振り返っていかがですか?

窪木:キツかったですね。序盤にポイントを獲るチャンスはあったんですが、イメージ通りにはいかなかったです。展開やスピードも速かったです。交代で後ろに下がってしまうことが課題です。

今村:少しの判断ミスで流れてるところから離れると勝負権がなくなってしまうので、少しでも前にと思ってたんですが……できなかったです。

僕らとしては2回目のポイント周回から獲りに行くつもりだったんですが、コーチから「世界選手権だから落ち着いて」というアドバイスもあり、少し迷いがありました。メンバーもこれまでで一番くらいの濃さで、いざスタートラインについたら怖気付いてしまったところもありました。

Q:改めて総括をお願いします。

窪木:今シーズン、ネーションズカップでは上位に入れていたので「結構いけるな」と感じていたところでした。でもやっぱりまだまだ、甘くなかったですね。でもチャンスはあると思います。

今村:ネーションズカップの一段階上のスピードだったなと感じます。通常時のスピードが、僕らがネーションズカップの時にスプリントをかけていたのと同じくらいのスピードでした。あの勢いで5点を積み重ねるためにはもう一段階上のスピードと持久力が必要です。

Q:これからどのようなことに取り組みますか?

窪木:個人種目ではなく、ペアで協力する種目です。個人でそれぞれメダルを獲っていることもあり、まだまだ諦められません。もう練習するしかないですね。しっかり鍛えていきます。可能性はあると思っています。

諦めないんで!よろしくお願いします。

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