2023世界選手権・グラスゴー大会の5日目、8月7日には女子スプリントの予選から1回戦が行われた。日本勢は梅川風子、佐藤水菜、太田りゆの3人が出場し、1回戦では太田vs佐藤の日本人対決となってしまった。この勝負を制したのは佐藤。梅川は1回戦で敗れ、2回戦進出はならず。

女子スプリントには36人が出走。2022チャンピオンのマチルド・グロ(フランス)、開催国イギリスのエマ・フィヌカン、ソフィー・ケープウェル、ドイツからは強豪スプリンターたち、2020オリンピック女子スプリント金メダルのケルシー・ミシェル(カナダ)など、世界のトップを争うメンバーがエントリーした。

日本からはアジアチャンピオンとして太田りゆ、ナショナルチーム枠で佐藤水菜と梅川風子が出走した。

予選200mフライングタイムトライアル 36人中28人が通過

1位:エマ・フィヌカン(イギリス)10秒234

前日にケイリンで落車していたフィヌカンだが、このタイムでイギリス国内記録を更新している。

2位:ソフィー・ケープウェル(イギリス)10秒309

3位:リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)10秒397

16位:佐藤水菜 10秒834

17位:太田りゆ 10秒856

21位:梅川風子 10秒894

日本の3人は全員が予選突破を決めた。

予選結果PDF

1回戦 梅川 vs ヘッティ・ファンデヴォウ(オランダ:予選12位)

予選の持ちタイムで梅川を上回るタイムを持つファンデヴォウとの戦い。梅川はスタートから半周を過ぎると、ファンデヴォウの前に出る。そしてファンデヴォウとの距離を4車身程度開いて、最終周回へ。

最終周回、逃げる梅川を追うファンデヴォウは、少しずつその差を詰めていき、最終コーナーを抜けると梅川をかわしてフィニッシュ。

この組からの2回戦進出はファンデヴォウとなった。

まさかの日本人対決

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