2023年8月4日、『2023世界選手権グラスゴー大会』の2日目に、男子チームパシュートの1回戦が実施された。

日本チームは前日の3日に奇跡の予選突破を果たして、1回戦に進出。大会2日目のレースに臨む。出走メンバーは予選と変わらず松田祥位、窪木一茂、橋本英也、兒島直樹(レースの並び順)。フィニッシュタイムは3分51秒650と日本記録(3分51秒055)に肉薄したものの、更新することは出来ずに最終成績を8位で終えた。

前日から約2秒を縮める

8月3日のギリギリの突破となった予選を経て、4日の1回戦に進出した日本チーム。1回戦はフランスとの対戦となった。このレースに勝利すれば翌日・8月5日に3位決定戦へと進むことになる。

ホームにフランス、バックに日本でスタートしたレースは、終始フランスがリードする展開となる。レースの折り返しとなる2km地点で先頭の松田が離脱した日本に対し、4人でレースを続けるフランスは日本との距離を縮めていく。

ベンジャミン・トマ, THOMAS Benjamin, トーマス・ドゥニス, DENIS Thomas, コランタン・エルメノー, ERMENAULT Corentin, バレンティン・タベリオン, TABELLION Valentin, FRA, 男子チームパシュート 1回戦, MEN Elite Team Pursuit 1st Round, 2023世界選手権トラック グラスゴー, 2023 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK Glasgow, Great Britain

フランス(ベンジャミン・トマ、トーマス・ドゥニス、コランタン・エルメノー、バレンティン・タベリオン)

終盤になるとリードを得たフランスが逃げ切って先着。日本チームはおよそ2秒後にフィニッシュしてタイムを3分51秒650とした。

レースには勝てなかったものの、前日に行われたタイムから2秒ほどの改善を経て、男子チームパシュートの今大会の挑戦が終わった。

1回戦 リザルトPDF

橋本英也選手インタビュー

1/2 Page