内野艶和選手 インタビュー
Q:結果は6位。感想をお聞かせください。
最後、良い選手(バレンテ)の後ろにつけていたのですが、自分の力不足で離れてしまいました。それが惜しかった点です。脚は結構溜めていたので、スピードの差なのかなと思います。もったいなかったです。梶原悠未選手など、トップスピードのある選手が身近にいますので、目標にして練習し、ステップアップしたいと思います。
Q:終盤まで様子見の展開、牽制し合うような展開でした。
緩んだ時にアタックが起きるものなので、そこに注意して走っていました。緩んだ時こそ動ける位置にいることを意識していました。
Q:残り10周あたりでアメリカのジェニファー・バレンテ選手の後ろについたようでしたが、作戦だったのでしょうか?
近くに強い選手がいればその後ろに、と考えていました。あの時はちょうど前に出ようとしたタイミングにバレンテ選手がいました。彼女は普段のレースだと後ろからグーン!と行って先頭に出ることが多いので、イチかバチか感はあったのですが、脚を使わずに前に出られることを狙って後ろにつきました。
でも、前に出る前に離れてしまって。悔しいですね。
Q:かなり外を走る展開でもありましたね。
はい。でもスクラッチは外から勝つことも多い種目です。優勝の常連の選手は、後ろからビューン!と飛んできます。そこでいかにスピードに乗せられるかが重要ですし、そこが足りてない部分でもあるかなと思います。
Q:ラスト1周はどのような気持ちでしたか?
バレンテ選手が良いスピードだったので「この後ろにつけばいける!」と……でも最後は必死にもがいてました。
Q:先が見えた感じはありますか?
久々に1桁台のリザルトに乗れました。少しは自信がついたかな、と思います。まだまだなんですが・・・。