2023年の世界選手権は例年と異なり、『UCI自転車世界選手権大会』としてトラック、ロード、BMXなどさまざまな自転車競技の世界選手権が一挙に実施される。複数種目が同じ場所、同じ期間で開催される、史上初の大会だ。

この大会に合わせ、JCF(日本自転車競技連盟)は新デザインの競技用ウェアを発表した。

JCF新競技ウェア

今回の世界選手権より「全種目で共通のエレメントをもちいた新デザイン」を採用。JCFとして「新たなイメージの発信」と「競技での勝利」を目指す。

デザインコンセプトは「ファンと共に勝利を目指すJAPAN CYCLING」だ。

日の丸

代表全種目の競技ウェアで採用

日の丸に富士山をあしらったデザイン。ファンや観客に見つけやすいデザインにすることで、選手・関係者と一体感をもって日本チームを応援して欲しいという願いが込められた。

矢絣(やがすり)

BMXフリースタイル以外全てで採用

橋本英也

トラック競技では肩や袖口にあしらわれる

矢絣は縁起の良い柄として古くから用いられ、破魔矢と同じく邪気を払う意味がある。また矢はまっすぐに飛ぶことから「一直線に頂点を狙う」意味を込めた。

勝色(かちいろ)

ロード、トラック、パラ、MTB-XCOで採用

太田海也

伝統的に勝利へのイメージとして使われている「勝色」を採用。

Team Japan エンブレム

代表全員の胸には「Team Japan エンブレム」があしらわれ、日本代表として世界で活躍していく。

『2023世界選手権トラック』派遣選手団発表/8月 イギリス・グラスゴー