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苦しみの準々決勝
まずは太田がチョウ・ユー（中国）と対戦。1本目はスタートするなり逃げていくチョウを捕らえた太田が先取する。2本目も太田が先着するが、残り1周半の場面で、太田が前で進む中、チョウが内側から上がってくる際に太田が走行を妨げたとして降格となる。
中国チームのテオ・ボスコーチ
勝敗を決する3本目は太田が残り1周半で後ろから一気に仕掛けると、勝負あり。3本目を得た太田が準決勝進出を決めた。
寺崎は開催国のムハマド・シャロームと対戦。1本目を落として迎えた2本目。寺崎が残り1周半を前に加速していくと、最後はサイドバイサイド。僅差で寺崎が先着して3本目へ。
3本目も寺崎が前、シャロームが後ろとなり進むレース。1車身ほどの間隔で進む両者がフル加速を始めたのは最終周回。最後は横並びとなるが、再び僅差で寺崎が先着。準決勝への切符を勝ち獲った。
山﨑の相手はジャイ・アングスタサウイット（タイ）。2018年のアジア大会ケイリン金メダルの強豪との対戦となった。1本目は先行する山﨑が走行ラインを守らなかったとして降格。
2本目は先行して山﨑が得ての3本目。山﨑が前、ジャイが後ろとなってレースは進む。後方のジャイがスピードを上げると、並走状態から外柵に押し上げようとする山﨑となり、位置関係が変わらないまま最終周回へ突入する両者。レースは前で加速していく山﨑がジャイに並びかけることを許さず先着。3本目までもつれ込んだレースは山崎が制し、準決勝進出となった。
準決勝は16日（金）に実施
準決勝のカードは以下の通り。男子スプリントのレースは16日、日本時間16時30分頃に行われる予定となっている。
第1組：アワン vs 山﨑賢人
第2組：太田海也 vs 寺崎浩平
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