サトミナ味?クボキ味?
『2023全日本選手権トラック』にて販売されている「かき氷」は、昨年とは”ひと味”違う。
選べる2種類の味が、ナショナルチーム選手自ら考案されているのだ。
考案したのは女子短距離の佐藤水菜、そして男子中長距離の窪木一茂。日本ナショナルチームから『2022世界選手権トラック』でメダルを獲得した2選手だ。
佐藤水菜考案「りんご味」
女子ケイリン世界2位の佐藤水菜が考案したのは「りんご味」。ふわふわのかき氷と、生搾りした山形県朝日町のりんごが融合し、甘くてさっぱりした味が特徴。
佐藤いわく、りんご味は「アップルヘアーと初恋の味」とのこと。
かき氷販売最終日の5月14日(大会3日目)、佐藤は女子ケイリンへ出場する。
窪木一茂考案「みかん味」
もう1つの味を考案したのは、『2022世界選手権トラック』で男子スクラッチの銀メダルを獲得した窪木一茂。窪木が考案したのは「みかん味」。生搾りしたみかんの色鮮やかさと甘酸っぱさが特徴だ。
気になるみかん味の理由とは……
「柑橘系がすごく好きなので、レモン味かみかん味を考えていました。
三島やこの辺りではみかん農園やレモン農園がありますが、実は家で育てている方もいるんです。僕も近所の方から大きなレモンをいただくことがあります。
2つの柑橘系で悩んだ結果、みかんに決まりました。みかんが大好きだし、静岡のみかんは有名なので!」
大会3日目には、オリンピック種目「オムニアム」が実施され、窪木一茂も出場する。
意外と気温が高いベロドローム
「まだ5月なのにかき氷?」と思う方もいるかもしれない。
しかしベロドローム内は比較的暖かい気温で保たれており、人によっては意外と暑く感じることも。かき氷が意外にマッチする場所なのだ。
その他「エムアイファクトリー」のブースでは、ご当地限定の『伊豆ニューサマーサイダー』や大会オリジナルラベルの天然水がキンキンに冷えている。
会場では様々な出店ブースとともに「トラック競技日本一」を決める大会を楽しんでほしい。
【出店ブース紹介】オフィシャルサプライヤーからUCIトラックチームまで/『2023全日本選手権トラック』5月12日〜15日(伊豆ベロドローム)