女子オムニアムには日本から垣田真穂が出場。今シーズンからデビューした若手は12位と健闘した。優勝はアリー・ウォラストン(ニュージーランド)。
女子オムニアム
2023年3月14日から17日で開催している『2023 UCIトラックネーションズカップ第2戦』エジプト・カイロ大会。大会最終日の17日に女子オムニアムが実施された。
この種目には日本から垣田真穂(チーム楽天Kドリームス)が出場。エントリー数は24人。
垣田は12位で最終種目へ
4種目の総合成績を争うオムニアム。3種目目までの暫定順位はジェニファー・バレンテ(アメリカ)、ヴィクトワール・ベルト(フランス)、アマリー・ディレリクセン(デンマーク)の順。バレンテは東京2020金メダリストでもある。
垣田は第1種目を14位、第2種目を7位、第3種目を16位と暫定12位で最終種目を迎えた。
トップは東京2020金メダリスト、だが……
最終種目のポイントレース。レースは序盤から大きく動いていく。
1回目のポイント周回が終わると直後に動いたのは暫定4位のアリー・ウォラストン。暫定4位の選手が暫定2位のヴィクトワール・ベルト(フランス)ともう1人を加えて、飛び出すことに成功する。
そのまま残り50周では集団を1周追い抜きし、大量ポイントを得ることに成功した。ベルトがトップ、そしてウォラストンが2位と順位が入れ替わる。
ここからはベルトとウォラストンの戦い。ベルトが残り20周のスプリントで2ポイントを取ったが、残り10周と最終周回でポイント重ねたウォラストンが逆転勝利。
この種目の1位はウォラストン、2位はベルト、3位にアマリー・ディレリクセン(デンマーク)。
垣田は序盤に加えてところどころで目立った活躍をしたが、順位を上げることは出来ずに12位となった。
選手名 | 国名 | ||
優勝 | アリー・ウォラストン | WOLLASTON Ally | ニュージーランド |
2位 | ヴィクトワール・ベルト | BERTEAU Victoire | フランス |
3位 | アマリー・ディデリクセン | DIDERIKSEN Amalie | デンマーク |