『2023UCIトラックネーションズカップ第2戦』、エリミネーションでは窪木一茂6位、垣田真穂7位、橋本英也は8位となりメダルは獲得できず。

エジプト・カイロで2023年3月14日から開催が始まった『2023UCIトラックネーションズカップ第2戦』。2日目の15日にはエリミネーションが実施された。

エリミネーションルール:2周に1回、最後尾の選手がレースからエリミネート(除外)されていき、最後まで残った選手が勝ちとなる。

世界各国から男女共に24人が出場。日本からは男子種目に第1戦で優勝した橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)、ナショナルチームからは窪木一茂が出場。女子種目には第1戦でエリートクラスデビューを果たしたばかりの垣田真穂(チーム楽天Kドリームス:第1戦では同種目8位)がエントリーした。

橋本も窪木も内に詰まり……

レースは男子特有のハイスピード(終了時の平均時速は57.425キロ!?)で進んでいく。

残り8人となった除外周回、窪木が最も内側で先頭、後ろには橋本が続く。2人の横には他の6人が並走する形となる。ホームストレートに入り、窪木の後ろで詰まったような橋本、一方で集団が外からスピードを上げてくると、橋本が最後尾となってしまい除外されてしまう。

窪木は集団が残り6人まで生き残る。しかし除外周回で2番手の位置を得るが、外から上がってきた選手たちに蓋をされるような形で前に出ることができなくなってしまう。ホームストレートで外に持ち出して加速するが、間に合わずに除外されてしまった。

最後まで残ったのは第1戦で同種目の銅メダルを獲得したヨエリ・ハビック(オランダ)とウィリアム・ティドボール(イギリス)。レースはティドボールが最終周回で加速してハビックを突き放してフィニッシュ。

ティドボールが優勝、2位にハビック、3位ミケーレ・スカレテッティーニ(イタリア)、6位に窪木一茂、橋本英也は8位という最終結果となった。

選手名 国名
優勝 ウィリアム・ティドボール TIDBALL William イギリス
2位 ヨエリ・ハビック HAVIK Yoeri BEAT CYCLING(オランダ)
3位 ミケーレ・スカレテッティーニ SCARTEZZINI Michele イタリア

男子エリミネーション結果PDF

垣田が積極的に前で展開

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