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コーチを務めるのは「女子チーム」
リサ・ブレナウアーが就任するのはドイツトラック競技の「女子チーム」。2022年12月22日時点では、短距離なのか中長距離なのか、エリートなのかU23以下のチームなのかは明らかになっていない。
とはいえ本人が専門としていた中長距離でコーチを務めることが、大いに予想される。
女子チームパシュートでオリンピックと世界選手権の2冠を達成した2021年から1年、リサ・ブレナウアーが引退し新メンバーで挑んだ『2022世界選手権トラック』では悔しくも6位に終わっているドイツ女子チーム。
2024パリオリンピックへの出場枠争いも本格的に始まる2023年シーズンから、どのような新チームを築き上げていくのか要注目だ。
本人コメント
「この新しい仕事にとてもワクワクしています。今まで選手として活動してきたスポーツに、別の観点から取り組むことは簡単なことではありませんし、女子選手を最適な方法でサポートしていくのは大変なことです。
ですが私はこの業界やレースそのものを知っています。コーチ業は未経験ですが、選手としての経験は大きなアドバンテージになると信じています」
Patrcick Moster氏(ドイツ自転車競技連盟 Sports Director)
「最も成功を収めた選手の1人であるリサ・ブレナウアーをドイツ自転車競技連盟にコーチとして迎え入れることができ、とても嬉しく思います。
彼女の経験は、ドイツチームが国際大会でさらに良い結果を残していくために、非常に大きな力添えになります」