男子エリート
オムニアム
2022年のコモンウェルスゲームズ・スクラッチで優勝し、世界選手権・エリミネーションでは銀メダルを獲得したコービン・ストロングが男子オムニアムを制した。
1日にスクラッチ・テンポレース・エリミネーション・ポイントレースの順に4種目を実施し、その総合ポイントを競うオムニアム。
オムニアムで2位となったキャンベル・スチュワートは、3種目終了時点でコービン・ストロングと1位タイに並んだものの、ポイントレースでの接戦の末、わずかに届かず国内タイトルはおあずけとなった。
キャンベル・スチュワートとアーロン・ゲイトと共に2022年のコモンウェルスゲームズ・チームパシュートを制したトーマス・セクストンが僅差で3位に入り、表彰台を獲得している。
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | コービン・ストロング | Corbin Strong | 156 |
2位 | キャンベル・スチュワート | Campbell Stewart | 146 |
3位 | トーマス・セクストン | Tom Sexton | 141 |
マディソン
マディソンを制したのはオムニアムで2位・3位となったトーマス・セクストンとキャンベル・スチュワートのペア。
120周のうち12回のポイント周回(スプリント周回)が設定された本レースにて1着を7回取り、さらに集団に1周回差をつけるラップを2回決めたトーマス・セクストンとキャンベル・スチュワート。2位以降に60ポイント以上の差をつけ国内タイトルを獲得した。
コービン・ストロングが所属するUCIワールドチーム(ロード)「Israel – Premier Tech」のジャージで出場したジョージ・ジャクソンのペアは、ポイントが2倍になる最終回を1着でフィニッシュするも、途中のポイント周回で遅れを取り2位。
11回目のポイント周回まで2位ペアを上回っていたマット・デイビスとエドワード・ポーソンのコンビは、最終周回でわずか1ポイント下回り3位となった。
1位ペアが安定して上位を維持していた一方、2位と3位が激戦を繰り広げポイントを奪い合った結果、大差がついてしまうレースとなった。
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | トーマス・セクストン キャンベル・スチュワート |
Tom Sexton Campbell Stewart |
111 |
2位 | ジョージ・ジャクソン コービン・ストロング |
George Jackson Corbin Strong |
48 |
3位 | マット・デイビス エドワード・ポーソン |
Matt Davis Edward Pawson |
47 |
男子ジュニア(U19)
オムニアム
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | ジェイムズ・ガードナー | James Gardner | 126 |
2位 | マーシャル・アーウッド | Marshall Erwood | 119 |
3位 | マグナス・ジェイムソン | Magnus Jamieson | 118 |
マディソン
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | ルーカス・ビーミー マグナス・ジェイムソン |
Lucas Bhimy Magnus Jamieson |
33 |
2位 | マーシャル・アーウッド マウイ・モリソン |
Marshall Erwood Maui Morrison |
29 |
3位 | ウィルソン・ハノン トム・カー |
Wilson Hannon Tom Kerr |
26 |
女子エリート
オムニアム
オムニアム国内タイトルを獲得したのは、若手21歳のアリー・ウォラストン。自転車選手2022年にはオセアニア選手権にて3冠を達成し、ネーションズカップでもエリミネーション(第1戦)の銅メダルを獲得。
ロードでも「ツール・ド ・フランス・ファム」に出場し、その他の大会でもステージ優勝を飾るなど活躍している選手。
4種目すべてにおいて1位を獲り、文句なしの優勝を飾った。
2位に入ったのは『2022世界選手権トラック』個人パシュートで銅メダルを獲得したブライオニー・ボサ。アリー・ウォラストンと接戦を繰り広げるも全4種目で2位となった。
アリー・ウォラストン、ブライオニー・ボサとともに2022年のオセアニア選手権・チームパシュートを制したエラ・ワイリーが3位を獲得。20歳とさらに若い選手ながら、ロード・トラックの2競技で活動している選手だ。
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | アリー・ウォラストン | Ally Wollaston | 174 |
2位 | ブライオニー・ボサ | Bryony Botha | 128 |
3位 | エラ・ワイリー | Ella Wyllie | 125 |
マディソン(エリート・U19混合)
エリートとU19カテゴリーを統一し実施されたマディソン。ブライオニー・ボサとミケイラ・ドルモンドのペアが優勝を飾った。
ミケイラ・ドルモンドは『2022世界選手権トラック』にて3種目に出場し上位の成績も残している選手で、2022年のUCIトラックチャンピオンズリーグにも招待を受けている。
チャンピオンズリーグの特別ジャージに身を包み出場した2人は上位でポイント周回を通過するも、全8回のポイント周回のうち7回が終了した時点で2位。ポイントが2倍になる最終周回をトップで通過し、見事逆転勝利を収めた。
わずか4ポイント差であと一歩及ばなかったアリー・ウォラストンとジェシー・ホッジスのペアが2位。
3位にはエラ・ワイリーと、2022年ネーションズカップ・個人パシュート(第3戦)で銀メダルを獲得したサマンサ・ドネリーのタッグが入っている。
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | ブライオニー・ボサ ミケイラ・ドルモンド |
Bryony Botha Michaela Drummond |
37 |
2位 | ジェシー・ホッジス アリー・ウォラストン |
Jessie Hodges Wollaston Ally |
33 |
3位 | サマンサ・ドネリー エラ・ワイリー |
Sami Donnelly Ella Wyllie |
16 |
女子ジュニア(U19)
オムニアム
順位 | 選手名 | ポイント | |
1位 | ケリー・ケイトリン | Kelly Caitlin | 140 |
2位 | メグ・バーカー | Meg Baker | 140 |
3位 | モリー・ヘイズ | Molly Hayes | 118 |
リザルト(Cycling New Zealand)
リザルト(UCI)