日本自転車競技連盟(JCF)は2015年の世界選手権、ポイントレース銀メダリストの上野みなみ氏を新たなジュニアコーチに任命した。

これまでは佐藤一郎氏が中心として育成及び強化を行っていたが、新シーズンからは上野みなみコーチが中心となる。

初仕事はジュニア合宿

就任直後に行われた新シーズンのジュニアナショナル指定選手選考会 兼 ハイスクールトラックサイクリングキャンプ(2022年11月12~16日に実施)では、新田祐大ジュニア短距離アドバイザーやHPCJC(トラック競技のナショナルトレーニングセンター)、そして高体連の協力によって、エリートカテゴリーとジュニアカテゴリーとの距離を縮めつつ、およそ40人の未来を担う高校生たちとのトレーニングが実施された。

トレーニング後、選手たちに説明する上野コーチ

5日間に及ぶトレーニングはJKA伊豆事業所の板張り250m走路で行われた。

初めて250m走路を走る高校生もいた中で、上野みなみコーチと新田祐大アドバイザーが、エリートカテゴリーの考え方・取り組みを高校生に伝えることで、エリートカテゴリーとジュニアカテゴリーとの距離を縮め、高校生が“世界レベル”を体感できる合宿となった。

後ろに大きな人が……

今後のジュニアカテゴリーの育成及び強化に期待が掛かる。

今回特別に用意された”挑む”水。HPCJCの水『サプライヤー』でもあるMI Factory社製

上野みなみ 新コーチインタビュー

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