上野みなみ 新コーチインタビュー
Q:まずは、就任おめでとうございます!
ありがとうございます。
Q:実際に仕事をしてみて、いかがですか?
大変ですね。今回は人数が多いこともあってと思いますが、中長距離だけでいっぱいいっぱいです(笑)
Q:今回のような合宿、そして遠征なども仕事として入ってきますよね。
選手だった頃は遠征などを主導する立場ではありませんでした。これから引っ張っていく立場になるので、頑張らないといけません。周囲の人たちが助けてくれているので、それで何とかやっていけている、という部分はあります。将来の可能性がある選手たちを導けるということですので、自然と力は入りますし、楽しみでもあります。
Q:今回の合宿で、既に気になる選手、目につく選手などは居ましたか?
パッと見で目立つ選手はいます。ただ、コーチたちとも話しましたが、『原石を見つける。磨けば光る選手を見つける』ということが必要です。そういった部分を見てあげたいし、見つけられるようになりたいと思っています。
選手たちにとって、ここで選ばれることで今後の自転車人生が大きく変わることになります。だからコーチとしての責任を感じながら選抜していくことになります。
今まではエリートカテゴリーとジュニアカテゴリーが分かれていたと思いますが、それが私たち(新田祐大さんも含め)が入っていくことにより、エリートとの距離が近くなったと思います。
早い段階でエリートの考え方、エリートがやっていることを聞けるようになっていますし、連携出来るチャンスが多くなると考えるとワクワクします。自分が関わった選手たちがエリートに上がってきてくれることを想像すると、やりがいを感じます。
Q:もともとコーチを目指していましたか?
選手を引退する時に、当時のコーチから「みなみはコーチ業が合っていると思う。ジュニアとか良いんじゃない?」と言われていました。「ほら、そうなっただろ?」みたいなことを言われましたが、元々目指していたかと言えば、そうではありません。
ただ、コーチになった以上、自分の発言に自信を持てるようになりたいと思います。
エリートのコーチ陣同士は仲が良いので、皆からたくさん吸収して、人脈を上手く利用できればと思います。