2023年に3年目を迎えるUCIネーションズカップ。世界選手権に次ぐ、高いUCIポイントが獲得できる重要な大会。

そんな重要なネーションズカップ2023年大会に関するリリースを、2022年9月28日にUCIが発表。本リリースでは、今大会が例年と少し違う形で開催されることが明らかとなった。

本記事では、主に「2つ」の違いについてご紹介していく。

UCIリリース(2022年9月28日)

2ヶ月早いスケジュール

梶原悠未 KAJIHARA Yumi, Women's Elimination, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

まずは「スケジュール」が前回大会と異なっている。

2023年のネーションズカップは2月に開幕し、4月に最終戦を迎える。グラスゴーでの初戦を4月に迎えた2022年と比較すると、2ヶ月早い日程だ。

最終戦のミルトンのみ、2大会連続となる開催地。第1・2戦が実施されれるジャカルタとカイロは、日本チームにとってあまり経験のない場所だ。

2023年ネーションズカップ日程

日程 開催地
第1戦 2月23日〜26日 インドネシア・ジャカルタ
第2戦 3月14日〜17日 エジプト・カイロ
第3戦 4月20日〜23日 カナダ・ミルトン

世界選手権の影響?

例年より2ヶ月早いネーションズカップ。

これには世界選手権が例年の10月開催から、2023年は8月開催となることも関連しているだろう。

ちなみに2023年の世界選手権は13の自転車競技が一斉に実施される合同大会。『UCI自転車競技世界選手権』と銘打たれた、かつてない大規模な開催となる。

初の複数種目を同時開催・2023世界選手権はスコットランド・グラスゴー

「2023 UCI自転車競技世界選手権」公式サイト TRACKUCI calendar

実施種目が違う?

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