スプリントでは王座陥落 リチャードンソンが大金星を得る
スプリントは3人1組となって1着が勝ち上がっていく変則ルールがチャンピオンズリーグでは適用されている。
中野はマテウス・ルディク(ポーランド)、ジャイ・アングスタサウイット(タイ)と同組。ルディク、中野、アングスタサウイットの並びで残り2周となり、最終周回では中野が仕掛けていくが、ルディクをかわすことが出来ず。中野の出場組はルディクが準決勝へと勝ち進んだ。
準決勝を経て勝ち残ったのはケイリンで勝者となったラブレイセンと、ケイリンでラブレイセンを苦しめたリチャードソンの戦い。前にラブレイセンとなって最終周回で加速していく両者だが、残り半周で驚異の加速を見せたのはリチャードソン。
最後はラブレイセンをかわして先着。見事なレースで世界最強のスプリンターを下してスプリントを制した。
Last year, he was watching the #UCITCL from his couch, this year, he's beating the world champion 🤯
Matthew Richardson 🇦🇺 will be a serious contender for the League title this season! Bring it on, Berlin!
#trackcycling pic.twitter.com/ykHV6thymA
— UCI Track Champions League (@UCITCL) November 12, 2022
中長距離はジャイアントキリング マーク・スチュワートが総合トップ
中長距離はマーク・スチュワート(イギリス)がスクラッチを1位、エリミネーションでは3位と好成績を収めて前回大会覇者のゲイビン・フーバーを押さえて総合トップとなっている。
Quite a showman this Mark Stewart 🇬🇧 The crowd of Mallorca definitely enjoyed seeing him win the scratch race and celebrate together! 👏#UCITCL #Trackcycling pic.twitter.com/rpZghHHt3r
— UCI Track Champions League (@UCITCL) November 12, 2022
ただしスクラッチもエリミネーションも展開次第では誰が勝つか分からない種目。第2戦で再び安定した成績を収められるかが、シリーズ戦終了時の上位獲得の鍵となってくる。
尚、男子中長距離に日本からの出場は無し。
第2戦は11月19日(現地)ドイツ・ベルリンにて開催
第2戦は11月19日にベルリンにて開催。日本時間では20日03:00~となる。第1戦に引き続き、スピードチャンネルで生放送が予定されている。是非エンタメ性に特化した大会をご覧いただきたい。