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決勝戦
準決勝を1着で勝ち上がった佐藤は、1年ぶりとなる決勝の舞台に立つ。
決勝のメンバーは以下の通り:
佐藤水菜
リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)
マチルド・グロ(フランス)
ステフィー・ファンデルピート(オランダ)
シェーン・ブラスペニンクス(オランダ)
エルレス・アンドリュース(ニュージーランド)
レースがスタートし、隊列の並びはファンデルピート、グロ、フリードリッヒ、佐藤、アンドリューズ、ブラスペニンクスの順。
ペーサー退避の前に動き出す展開となった決勝。まずは残り3周を前にアンドリューズ、ブラスペニンクスが位置を上げていくと、佐藤は最後尾となる。
ペーサー退避のタイミングで先頭となったのはアンドリューズだが、すかさずファンデルピートとフリードリッヒが外から位置を上げていくと、佐藤もその後ろへと動き出していく。残り2周で3番手となった佐藤の前にはフリードリッヒ。
フリードリッヒがスピードを上げていくと、残り1周半。佐藤がここからスピードを上げて、フリードリッヒをかわしに仕掛ける。
先頭争いは両者譲らず残り1周。内側で粘るフリードリッヒ、そして外から仕掛ける佐藤の構図は変わらずに、先頭で両者の力と力のぶつかり合いとなる。
勝負は最終ストレートへと持ち込まれ、最後に伸びてくる佐藤だが、車輪一つほどの差でフリードリッヒに逃げ切りを許してフィニッシュ。
2着でフィニッシュラインを駆け抜け、2年連続2回目の銀メダルを得る結果となった。3着には内側から詰めたファンデルピート。
優勝:リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)
2位:佐藤水菜
3位:ステフィー・ファンデルピート(オランダ)
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