松田祥位選手インタビュー
Q:日本記録更新おめでとうございます。
自己ベスト(4分18秒)更新を目的としていました。思ったよりバンクとの相性が良くて、気楽に走ることができたと思います。
Q:8秒更新したということですね。
結構できました(笑)「出そう」って気はあまり持たず、「楽しみだな」くらいの気持ちで走っていました。
Q:これまでの日本記録保持者は窪木一茂選手。昨日スクラッチ銀メダルを獲得していましたが、それも刺激になりました?
僕もレースを見ながら「ワンチャン、アルカンシェルあるな」と思って興奮していました。自分もやるしかない、と思いました。
Q:スタートして、ペース配分などは思った通りでしたか?
ちょっと速めにつっこんでしまったんですが、そこからペースに持ち込めて、ちゃんと思った通り走ることができました。
Q:対戦相手がフィリポ・ガンナという点は?
正直ワクワクしてました。抜かれる前提なんですが「どんなスピードで抜かれるのかな」と。抜かれた時、彼は14秒1とかで走ってて、僕は15秒5くらい。やっぱりこれくらい差があると違うなと感じました。背中は相当デカかったですね。
Q:抜かれても走りきってフィニッシュして、タイムを見てガッツポーズも出ていました。
やり切った感がありました。でも「そんなに出てるかな?」という気もしていて。とにかく相手が速いことは分かっていたので、ちょっとだけ対抗して、「少しでも抜かれるのを遅くしよう」と考えていました。
Q:これから他の種目でも頑張っていかなければいけないかと思います。これからに向けて、どんなふうに考えていますか?
狙っているのはチームパシュートでもオリンピック出場です。今回チームパシュートはあまり良い結果じゃなかったですが、個々の力を高めてみんなでもう1回立て直して、次の国際大会では良い結果を残したいと思います。